腕時計を処分する方法を解説! 売却できる腕時計の特徴も紹介!
「腕時計を処分したいが、方法がよくわからない」と悩んでいる人はいませんか? 腕時計は、さまざまな素材でできています。そのままゴミとして処分を依頼することもできますが、リユースできる製品も豊富です。また、素材によっては「貴金属」や「宝飾品」として売却できるものもあります。
今回は、腕時計の処分方法を解説しましょう。
この記事を読めば、腕時計を処分する際の注意点や、売却できる腕時計の種類もわかります。腕時計の処分方法について悩んでいる人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.腕時計をゴミとして処分する方法
この項では、腕時計をゴミとして処分する方法や注意点を紹介します。
1-1.腕時計は自治体ごとにゴミの区分が異なる
腕時計は、自治体によってゴミの区分が異なります。捨てる前に必ず自治体のサイトを確認し、何ゴミに当たるか確認しましょう。自治体によってはベルトと本体を切り離して捨てるように指示しているところもあります。
1-2.電池は扱いに注意する
腕時計に中には、コイン型リチウム電池やボタン電池を使用するものもあります。ボタン電池を単体で処分したい場合、自治体では回収してもらうことはできません。電池工業会のサイトで回収ボックスを設置している店を調べ、セロハンテープでくるんで絶縁し、回収ボックスに入れてください。コイン型リチウム電池は、自治体の回収方法に沿って捨てましょう。腕時計からわざわざ電池を取り出して別に捨てる必要はありませんが、腕時計と一緒に古い電池を捨てたい場合は、注意してください。
1-3.小型家電リサイクル法に沿って処分する
腕時計には、レアメタルなどリサイクル可能な金属や部品が使われています。自治体によっては、小型家電リサイクル法対象家電として回収しているところもあるでしょう。この場合、自治体が設置したリサイクルボックスを利用してください。
1-4.腕時計を扱う店舗の回収ボックスを利用する
腕時計の販売をしている店の中には、不要になった腕時計を回収しているところもあります。店頭受付や、専用の回収ボックスなどで回収しているところもあるので、確認してみましょう。買い換えの際に店舗で回収してもらうこともできます。
2.腕時計を買取に出す方法
この項では、腕時計を買取に出す方法や買取対象になる腕時計の特徴を紹介します。
2-1.腕時計の中古市場は活発
腕時計には、さまざまな種類があります。元値が高かったり有名メーカーの人気モデルだったりする製品は、中古でも人気があり、高値で買取されることもあるでしょう。なお、腕時計は動作に問題なければ、製造年数はあまり関係ありません。むしろ、古いものでも、ヴィンテージものとして、購入したときよりも高値がつくこともあるでしょう。
2-2.高値買取される可能性が高い腕時計の特徴
高値買取してもらえる可能性が高い腕時計の特徴は、以下のとおりです。
- 元値が高い
- ロレックス・オメガ・セイコーなど、有名メーカーの上位モデルや人気モデル
- 金や宝石など価値が高い素材が使われている
ただし、これらの条件を満たしていても、汚れていたり目立つ傷がついていたりするものは、買取不可になることもあります。
2-3.腕時計は貴金属として売れる可能性もある
金や白金などがふんだんに使われている腕時計は、貴金属として売却することもできます。また、貴金属と宝石が使われているものは、宝飾品として売却できる可能性もあるでしょう。この場合、貴金属と宝石として査定され、腕時計としての価値は考慮されません。ですから、壊れていても売却可能なものもあります。
2-4.腕時計の売却は専門店がおすすめ
腕時計は専門のリサイクルショップがあります。時計として売却したいのなら一般的なリサイクルショップより専門のショップがおすすめです。査定方法は店頭査定と宅配査定があります。宅配査定は全国から利用できるメリットがありますが、途中で時計が紛失したり、査定額に納得できずに売買が不成立になった場合、返却に送料がかかったりすることもあるでしょう。よく規定を確認し、信頼できるショップを利用してください。腕時計を査定してもらう場合は、外箱・説明書・ギャランティカードなど、付属品は可能な限りつけましょう。
2-5.宝飾店や貴金属を売買する店を利用する方法
腕時計を貴金属や宝飾品として売却したい場合、貴金属や宝飾を売買している専門店を利用してください。貴金属の場合は、貴金属のグラム数で値段が決まり、宝飾品はデザインや宝石の価値で値段が決まります。貴金属や宝飾品の売買は、基本的に店頭持ち込みです。
2-6.ネットオークションやフリマサイトを利用する方法
ネットオークションやフリマサイトを利用し、腕時計を売買する方法もあります。リサイクルショップでは買取不可だった腕時計も、直接買い手を探せば見つかるかもしれません。出品する際は、メーカー・製造年・使用年数・状態を詳しく記載し、写真とともに掲載しましょう。また、送料も調べてください。元値が高い場合は、運送会社の補償額も調べておきましょう。宅配便の補償額は数十万円が限度なところが多いので、高価な時計を贈る場合は気をつけてください。また、輸送中に壊れないようにこん包もしっかりとしておきましょう。
3.腕時計の処分に関するよくある質問
この項では、腕時計の処分に関する質問を紹介します。
Q.元値が安い時計は中古品としては需要がありませんか?
A.はい。元値が一万円台のものは中古の需要はあまりありません。ですから、知人に譲ったりネットオークションを利用したりしましょう。
Q.腕時計を売却する場合、利用しないほうがよいところはありますか?
A.不要品を買取すると、自宅までやってくる業者は利用しないほうがいいでしょう。不当に安い値段で買い取られる可能性があります。
Q.質屋で時計を売却できるそうですが利用しても大丈夫ですか?
A.質屋も時計の価値をよく知っている専門ショップの1つなので、利用しても問題ありません。また、質屋では買取を強化している時計をサイトで紹介していることも多いので、参考にしてください。
Q.ネジ巻きの時計なども売却できますか?
A.はい。時計として機能していれば古さは問題ありません。
Q.金やプラチナがどのくらい含まれていれば貴金属として売却できますか?
A.少なくとも、18K以上の貴金属が10g以上含まれている製品でないと買取は難しいでしょう。
まとめ
今回は、時計の処分方法を紹介しました。元値が高価でまだ十分使える時計は、処分ではなく売却を考えてみましょう。ゴミとして回収してもらいたい場合は、ゴミ区分をよく確認してください。