【正しい処分方法】カッターや包丁など刃物の捨て方は? 知っておくべき3つのポイント
包丁やはさみ、カッターの刃先など、鋭利なものは捨てるときに気を使います。ゴミ袋に入れてポイ、なんてマナー違反ですし、小さな子供が触ったら大けがをしてしまいます。鋭利なものは、必ずマナーを守って廃棄しましょう。切れなくなった刃物でも、触ればけがをする可能性は十分にあります。
ゴミ収集の方や小さな子供が誤ってケガをしないようにするのがポイント。ここでは、刃物を捨てるときのマナーと手順をご紹介します。自宅に捨てたい刃物がある方は、ぜひ参考にしてください。
1.刃物(包丁・カッターなど)を捨てるときのマナー
包丁は、生ゴミ・燃えるゴミではなく、燃えないゴミ・金属ゴミなどのいずれかに分別されることがほとんどですので、それぞれの自治体のルールを確認してください。
刃物を捨てるときのマナーは、ゴミ収集の方や通りがかりの人がケガをしないようにしておくこと、これが最も大切です。そのためには刃物をむき出しにしておかないことと、「危険ですよ!」と周囲にはっきり分かるように書いておくことが基本。ゴミ収集の方にも分かるように書いておきます。
包丁でもはさみでも、むき出しにせずに必ず包んで捨てましょう。カッターの刃のような小さなものも同じです。人にけがをさせないこと。これを徹底的に守りましょう。
2.刃物(包丁・カッターなど)を捨てる手順
刃物を捨てるときは、以下のモノを用意しましょう。
- 厚紙(広告チラシ・お菓子の包み紙をたくさん重ねても可)
- ガムテープ
- フェルトペン
用意できたら以下の手順で刃物をくるんでいきます。
2-1.厚紙を折る
厚紙は包丁の幅よりやや大きめの形に巻くようにして折り、刃先を入れる部分を折り返し、ガムテープでしっかり固定します。包丁やはさみの場合は刃先を入れる袋を厚紙で別に作りましょう。
2-2.刃先を刺しこむ
出来上がった厚紙に刃先を刺しこみ、ガムテープで固定します。動いて抜けてしまわないよう、しっかり固定しましょう。
2-3.マジックで「危険」と書く
厚紙に太めのマジックで大きく「危険」と書きます。赤のマジックがあればそれを使うのがオススメですね。これで刃物をくるむ手順は完了です。
あとはゴミ袋に入れ、ゴミ袋の表にも「刃物あり」「キケン・刃物」など、注意喚起の文言を書いておきましょう。不安な方は、ゴミ袋に入れる前にコンビニの袋などにいったん入れて、二重になるようにしておくと安心です。
厚紙で包むときは、決して抜けないようにすること! 抜けてしまうと刃先があらわになってしまい、ゴミ袋を突き抜ける恐れもあります。しっかりと固定しておいてください。カッターの刃先などは厚紙は必要なく、ガムテープでしっかり巻き込むだけで廃棄できます。
3.刃物(包丁・カッターなど)をたくさん捨てるには?
家の中から大量の刃物が見つかってしまった場合は、廃棄はかなり困難です。親の家を整理したりした場合に、大量の刃物が見つかって破棄に困る方がいます。そんな方は、不用品買取業者に査定をお願いしてみましょう。古い刀剣や装飾性の高い刃物の場合、買い取ってもらえる場合があります。
また、お金を出して不用品を回収してもらえる業者なら、どんなものでも引き取ってもらえます。大量の刃物は廃棄に手間がかかりますから、業者を利用して廃棄するようにしましょう。
まとめ
刃物の捨て方についてご紹介しました。刃物と言っても大きな刀剣からカッターの刃までさまざまです。それぞれに合った捨て方で、マナーを守って捨ててくださいね。