ダイニングテーブルの処分方法! 廃棄する以外の方法も紹介!

食事をしたり家族だんらんの舞台になったりと、何かと出番が多いダイニングテーブル。
生活様式の変化に伴いファミリーで暮らすご家庭に必須の家具になりつつあります。
では、このダイニングテーブルが不要になった場合、どのような方法で処分をすればよいのでしょうか。
今回はダイニングテーブルの処分や廃棄方法をご紹介しましょう。
「使わなくなったダイニングテーブルは粗大ゴミにしかならない」というのは間違いです。
ものによってはまだまだ需要はあります。
ダイニングテーブルの買い替えを検討している方や不要なダイニングテーブルの処分に困っているという方はぜひ読んでみてくださいね。

1. ダイニングテーブルを廃棄する際の注意点

ダイニングテーブルは自治体で粗大ゴミとして処分を依頼することができます。
しかし、「自分で家の外まで運べない」という場合は別の手段を考えなければなりません。
この項では粗大ゴミとして処分してもらう方法とともにそれ以外の廃棄方法もご紹介しましょう。

粗大ゴミとして処分してもらう際の注意点

自治体に粗大ゴミとしてダイニングテーブルを処分してもらう場合は、回収日と回収条件を事前に確認しておきましょう。
粗大ゴミの出し方が自治体によって異なりますので、わからない場合はホームページや電話などで必ず確認してください。
ダイニングテーブルは大きなものですので、前日の夜などに出すと迷惑になることがあります。必ず回収日当日の朝に出しましょう。
また、ダイニングテーブルと椅子を同時に出すと、小さなゴミ捨て場の場合はそれだけでいっぱいになってしまうかもしれません。
迷惑とならないために、今月はテーブル、来月は椅子・・・というふうに分けて出すののひとつの方法です。
なお、「小さく切って出せば燃えるゴミで大丈夫」という自治体もありますが、ダイニングテーブルを解体するためには電気のこぎりが必要です。
「日曜大工が得意でそのような工具が家にある」という場合でない限り無理はしないようにしましょう。
また、粗大ゴミで出す場合は自分の手でゴミ捨て場まで持っていかなくてはなりません。

家具屋に引き取りを依頼する場合

新しいダイニングテーブルを買った場合、家具屋さんが古いものを引き取ってくれる場合もあります。
しかし、すべてのショップが必ずしも引き取ってくれるとは限りませんから、必ず事前に確認してください。
有料の場合は料金の支払い方法を確認してから申し込むようにしましょう。

不用品回収業者を利用する場合

  • ダイニングテーブルが大きすぎて、ひとりではゴミ捨て場にもっていけない
  • 事情があっていますぐにダイニングテーブルを処分したい

という場合は、不用品回収業者に依頼するのが便利です。
早ければその日のうちに回収に来てくれるでしょう。
軽トラックで町を流している回収業者よりダイニングテーブルのような大きなものの回収を依頼する場合は、業者を探して電話で申し込むほうがお勧めです。
「回収料がいくらかかるか心配」という場合は事前に見積もりを出してもらいましょう。
経験が豊富な優良な業者ならば、ダイニングテーブルの大きさを伝えれば現物を見なくてもおおよその見積もりは出してくれます。
ただし、現物を見てから回収料に変更となることもありますので、その場合に断っても良いかどうかも事前に確認しておくとなお良いでしょう。
逆に要注意な業者は、飛び込みで営業にやってきたり、「とにかく安くします」としか言わない業者。
今は大きなものほど処理にお金がかかる時代です。
極端に安い金額の場合は不法投棄される恐れもあります。
回収料は必要経費と考えて、値段だけを見て業者を決めないようにしましょう。

2. 廃棄以外の処分方法とは?

不要になったダイニングテーブルを第三者が譲ってくれと申し出てきたり、寄付をしたいと思ったりすることもあるでしょう。
次項からはそんな場合の注意点をご紹介していきます。

人に譲る場合の注意点

第三者に譲る場合は、必ず一緒に現物を確認し傷や汚れを確認してもらいます。
また、運搬方法も考えておきましょう。
近場ならば軽トラックをレンタルするのが最も安価な方法ですね。
遠方の場合は宅配便に頼るのが一般的ですが、ダイニングテーブルにように大型の家具の場合は引っ越し便扱いになり、送料が余計にかかりますので注意をしましょう。

寄付をする場合の注意点

ダイニングテーブルを施設などに寄付する場合は、必ず事前に相手側に受け取ってもらえるかどうかを確認し、きれいにしてから引き渡しましょう。
寄付は廃棄ではありません。気持ちよく使えるようにしてから渡すのが最低限の礼儀です。

引っ越す時に置いていく場合の注意点

大家さんの許可があれば、ダイニングテーブルを置いたまま引っ越すことは可能です。
ダイニングテーブルは使い勝手の良い家具ですので、置いていっても邪魔になる可能性が低いのです。
でも、絶対に無断でおいていってはいけません。後で処分料を請求されることもあります。

3. リサイクルショップに売却するときの注意点とは?

ダイニングテーブルは、ものによっては中古でも需要が高いためリサイクルショップに売却することができます。
次項からは売却にお勧めのショップや、査定額が高く出るコツをご紹介しましょう。

高く買ってくれるショップとは?

「ダイニングテーブルを売りたい」という場合売却先はリサイクルショップが一般的です。
しかし最近はそのリサイクルショップも細分化してきて、家具専門のショップも登場しています。
家具専門のリサイクルショップならば店員も深い知識のある方が多く、査定がいい加減ということもありません。
もし自宅の近くに家具専門のリサイクルショップがあるのなら、ぜひそちらに査定をしてもらいましょう。

査定額が高くなるポイントとは?

査定額が高くなるダイニングテーブルとは

  • 海外のデザイナーズ家具
  • 日本の民芸家具
  • ノンブランドでも作りがしっかりしているもの
  • ダイニングテーブルセット

です。
査定をしてもらう時はほこりをふき取り油汚れなども可能な限り落としておきましょう。
椅子が布張りの場合は日焼けなどがあると査定額が下がります。
傷なども同様ですので普段からテーブルクロスをかけるなどテーブルに傷が付かないように工夫をしましょう。

出張査定も利用しよう

ダイニングテーブルは大きいですのでショップまで持っていくのが大変、という方も多いでしょう。
特に椅子もついたダイニングテーブルセットは軽トラックでも積みきれないと思います。
このようなときは出張査定を利用しましょう。
もちろん家に着てもらったからといって必ずしも売らなくてはいけないということはありません。
遠方からでも着てもらえますが、その場合は出張費がかかることもありますので注意してください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
今回はダイニングテーブルの処分や廃棄、売却の仕方についてご紹介いたしました。
まとめると

  • 廃棄をする場合は処分料が必要なことが多い
  • ダイニングテーブルが重くて持っていけないという場合は不用品回収業者に依頼する
  • 寄付をしたり譲ったりする場合は最低限きれいにしておく
  • 売却する場合は家具専門のリサイクルショップに依頼したほうが高値がつきやすい
  • ノンブランドでもしっかりした作りのテーブルならば売れる

ということです。
「廃棄するにはもったいない」という方はぜひ一度リサイクルショップに査定をしてもらいましょう。