【解説】アウトドア用品を長期間大切に使うための保管方法と注意点
寒い時期をすぎ暖かい季節がやってくるとアウトドアに出かけたくなる人も多いと思います。
バーベキューはもちろん、テントを張ってみんなで楽しく過ごすのもいいですよね。
アウトドアは基本的に年中楽しめますが、毎日は行わないと思います。
そんな時に、アウトドア用品の収納に困った経験がありませんか?
ここではアウトドア用品の保管や置き場について説明しています。
是非目を通してみましょう。
1.アウトドア用品の保管方法
アウトドア用品を使わない時には、どのように保管していますか?
長くキレイに使うためにも正しい保管方法を知っておきましょう。
1-1.汚れはしっかり落とす
アウトドアは外で行うためテントや折りたたみ式テーブルなど泥や砂、食べ物の汚れ等がつきます。
一度収納してしまうと、次に使う時まで出すことはありません。
そうすると、汚れや食べカスに虫がよってきたりアウトドア用品の状態が悪くなっていきます。
アウトドアを楽しんだ後はキレイに汚れを落としてから保管するようにしましょう。
1-2.湿気対策をする
アウトドア用品の中には湿気に弱いものがあります。
クーラーやバーベキューコンロはそこまで気にする必要はありませんが、テントやタープは湿気に弱いです。
対策をせずに保管していると穴が空いてしまったり、破れやすくなります。
湿気には充分に気をつけるようにしましょう。
1-3.屋外倉庫の活用
家に収納スペースがない人は屋外倉庫の購入も検討するといいでしょう。
価格はピンキリですが、安くて1万5千円からあります。
ホームセンター等にも販売してありますので、保管場所がなくなってきたら一度見に行ってみるといいです。
1-4.トランクルームを使う
トランクルームという言葉を聞いたことがありますか?
簡単にいえば貸し倉庫のことです。
トランクルームは倉庫業者が経営しており、荷物を預ける形になっています。
そのため、汚損や破損には補償が適応されるため大切なものを収納しておきたい人にオススメです。
ただし、営業時間中に荷物を受け取りに行かなければいけないデメリットもありますので自分のライフスタイルに合わせて使わなければいけません。
安全面ではしっかりしているので、保管場所がないときには便利です。
似た保管方法に「レンタル収納スペース」がありますが、こちらは不動産業者が運営していることがほとんどで、場所を借りるだけの契約になるため補償はありません。
また、業者によって保管内容に違いがあります。
自分にあった保管方法を選びましょう。
2.保管方法について
物に合わせた保管方法も知っておくと長持ちさせられます。
アウトドアで使う機会の多い物をいくつか紹介しましょう。
2-1.クーラーボックスの保管方法
食材やドリンクを入れておくために欠かせないのがクーラーボックスです。
クーラーボックスは冷たいものを入れたり食材を入れることが多いと思うので、湿気には強くできています。
しかし、匂いがついてしまうと消臭するのに時間がかかりますので保管する前には天日干しをして匂いを消してから保管しましょう。
2-2.テントの保管方法
テントは湿気のある場所に収納してはいけません。
特に、汚れが付いたままで湿気のある場所に保管してしまうと最悪の場合使えなくなってしまいます。
保管する前に汚れを落とし、天日干しして全体をしっかり乾燥させましょう。
乾燥が終わったら折りたたんで風通しのいい場所に保管します。
車のトランクなど高温になる所は色変わりするので注意が必要です。
2-3.シュラフの保管方法
シュラフには2種類あります。
・化学繊維の場合
化学繊維のシュラフを保管するには、キレイに乾燥させて収納袋にいれましょう。
人間の油や汗が付着した状態でそのまま収納してしまうとカビや汚れの原因になります。
また、あまりに小さな袋に入れて収納すると化学繊維が収縮して潰れてしまい使えなくなることも。
適度な大きさの袋にいれましょう。
・ダウンの場合
ダウンは化学繊維のシュラフよりも注意が必要です。
洗濯をして汚れを落とすことは同じですが、少しでも湿っていると劣化の原因に。
また、ダウンも全体がすっぽりとかぶるくらいの大きな袋に入れて保管しなければ潰れてしまいます。
ダウンは湿気にとても弱いので、乾燥剤を一緒に入れて保管するといいでしょう。
2-4.バーベキューコンロの保管方法
バーベキュー用品の中でも収納に困るのがコンロです。
バーベキューが終わったあとに炭や焼けかす、食材を焼く網をキレイに洗って保管しますが、商品によってはさびてしまうことがあります。
洗って天日干しして乾燥させたら、サビやすい足や焼き網に錆止めや食物油を塗って新聞にくるんで保管しましょう。
3.置き場所の注意点
保管の仕方の他にも置き場所にも注意しなければいけません。
特に、一度使ったら長期間保存するアウトドア用品は気をつけなければ劣化の原因になります。
3-1.湿気の多い場所は避ける
テントやシュラフなど、湿気に弱いアウトドア用品は少なくありません。
カビが生えるだけでなく、虫がついたり破けやすくなります。
風通しのいい物置や屋外倉庫もいいかもしれませんが、家の中にある押入れに乾燥剤と一緒に入れて保存すればok。
極力湿気の多い場所は避けましょう。
3-2.物にあった置き場所を選ぶ
物によっては外で保管した方がいいものや家の中に収納した方がいいものに分かれます。
例えば、バーベキューコンロや折りたたみテーブルは大きいので場所が必要です。
そのため、屋外倉庫や物置に収納しても問題ないものは外に保管しましょう。
しかし、テントやシュラフは直接体に触れる物なので家の中に収納したほうが気分的にもいいと思います。
物に合わせて置き場所を選びましょう。
4.不要なものは処分する
たまにしか使わないアウトドア用品ですが、保管するとなると結構場所をとります。
一度使っただけで使わなくなったものや、押入れに入れたらそのままになってしまい使わなくなってしまった物は処分するといいでしょう。
4-1.消耗品はまだ使えるのか調べる
着火剤や炭などの消耗品は定期的に使えるのか調べると、意外と期限が過ぎていることがあります。
期限切れの着火剤を使った事故も発生しているので、古い物は処分しましょう。
また、炭をいざ使おうとした時に湿気で使えなかったという例があります。
消耗品は使えなければ不用品ですので、捨てるようにしましょう。
4-2.必要ないものは捨てる
アウトドア用品にも流行り廃りがあります。
誰でも自分が持っている物が古くなると新しい物が欲しくなるものです。
新商品に買い換えるときには、以前使っていたアウトドア用品を捨てて購入するようにしましょう。
5.買取してもらえるアウトドア用品について
アウトドア用品を買取してくれるお店があることを知っていますか?
リサイクルショップや専門店で中古としてアウトドア用品は買取してもらえるので、不用品が出た場合や使わない物がある時には利用してみましょう。
5-1.ランタン
夜を快適に過ごすために必要なランタンは買取でも高値がつきやすいです。
キャンプでは必需品なので、中古を買い求める人が多いく破損していても買取OKのショップもあります。
5-2.テント
テントは外で使用するため使用感がある物でも買い取ってもらえます。
アウトドア用品のブランド物になると高値も期待できるので、物置で眠っているテントがあれば査定に出してみるといいでしょう。
5-3.寝袋
寝袋は人が入って寝るため、基本的にキレイな方が買い取ってくれます。
ブランド以外になると高値はつかないことがほとんどですが、処分に困っている時や新品同様で使わなくなった物は買い取ってもらうといいかもしれません。
6.まとめ
アウトドア用品は頻繁に使わないため保管方法が難しく感じるかもしれません。
しかし、ポイントを押さえておけば長い間使えます。
今回は保管方法について説明しました。
- アウトドア用品の保管方法
- 保管方法について
- 置き場所の注意点
- 不要なものは処分する
- 買取してもらえるアウトドア用品について
たまに使わないからこそ、きちんと保管するようにしましょう。