中古家具のメリット・デメリットや買う前に確認すべき注意点について

1人暮らしを計画している人にとって大切なのが「生活に必要なものをそろえること」です。
1人暮らしの資金は人それぞれ目安があるでしょう。これからの生活を考えるのならできるだけ安い費用で必要な家具をそろえたいですよね。

そこで、新品よりも値段の安い「中古家具」のメリット・デメリットについて説明します。また、中古家具を買う前に確認すべきポイントや注意点も紹介するのでぜひチェックしてください。

  1. 中古家具のメリット・デメリット
  2. 中古家具を買う前に確認すべきポイント
  3. 中古家具を買う際の注意点
  4. まとめ

1.中古家具のメリット・デメリット

中古家具を購入する前に「メリット・デメリット」について把握しなければなりません。メリット・デメリットをきちんと把握したうえで中古家具を選んでいきましょう。

1‐1.値段が新品よりも格段に安い

中古家具の大きなメリットと言えるのが「値段」です。新品よりも圧倒的に安い値段になっています。中古家具は1度他人が使用したものなので、値段を安く設定しているのです。できるだけ費用を抑えたい人は新品よりも中古家具をおすすめします。

デザインが古い、傷や汚れがついている家具もありますが、使えるので十分です。中古家具の中には新品と同様のものもあるのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。さまざまなショップを巡り、自分の好みに合った中古家具を選ぶのも楽しいですよ。これから1人暮らしを始めるからこそ、必要なお金はできるだけ残しておきたいでしょう。

1‐2.妥協しなければならない点がある

中古家具のデメリットは「何かしら問題があること」です。傷がついている、汚れが目立つ、色あせているなどさまざまな問題があります。完ぺきキレイな家具を使いたいのであれば中古家具ではなく、新品を選んだほうが良いでしょう。中古家具は妥協しなければならない点があることを覚えておかなければなりません。何かを妥協しなければ中古家具は買えないので注意してください。

できるだけ新品に近い中古家具を選びたい人は、さまざまなショップやネットサイトをのぞくと良いですよ。リサイクルショップや中古家具の販売店は「タイミング」が大切になります。いつどのような家具が入ってくるのかわからないため、良いものを見つけた場合はすぐに購入したほうが良いですよ。

1‐3.使いづらいところがある

中古家具のデメリットは「使いづらいところ」がある点です。タンスなど使い続けるほど使いにくくなってしまうことがあります。思うように引き出しが出ない、扉が開かないなどさまざまな不具合が出てくるでしょう。新品家具よりも使いづらいところがあることを把握しておいてくださいね。

使いづらくても値段を抑えたいのなら中古家具を選ぶと良いでしょう。実物を実際に確認できるのなら、使いやすいかどうか確認してください。ネットの場合は実物が見られないので注意しなければなりません。安心して購入するためにも実物を確認したほうが良いですよ。自分が安心できる方法で中古家具を購入しましょう。

2.中古家具を買う前に確認すべきポイント

2‐1.車輪やローラーがスムーズに動くかどうか

イスなどの可動部分がある中古家具は「車輪」や「ローラー」がスムーズに動くかどうか必ず確認してくださいね。車輪・ローラーがスムーズに動かなければ転んでケガをする危険性があります。

特に、イスについているローラーは要注意です。使っている最中にローラーが外れてしまい、イスから落ちた人も結構います。可動部の金具が破損していないかどうかは必ず確認しておきたいポイントです。安心して使うためにもしっかり細かいところまでチェックしてくださいね。また、高さを調節する部分やスライド式になっているもの、塗装のはがれ具合も確認すべきポイントです。

2‐2.生活臭がないかどうか

中古家具を購入する前のチェックポイントは「生活臭」がないかどうかです。1度使用した中古家具に生活臭が残っている可能性は高いでしょう。生活臭が残っているとどこか使いにくい部分もありますよね。一般的に中古家具を販売しているほとんどのお店が臭いをとっているものです。クリーニングをしているので臭いはありません。しかし、中にはクリーニングしていないところもあるのです。生活臭があるかどうか必ずチェックしなければなりません。

また、生活臭だけでなく「欠損状態」も要チェックですよ。欠損状態が悪い中古家具ほど壊れる可能性が高いので注意してください。せっかく購入したのに使えなくなると損でしょう。損しないためにも確認すべきところはしっかりチェックしてくださいね。

3.中古家具を買う際の注意点

3‐1.注意しておきたい「サイズ」と「重さ」

中古家具を購入する際、注意すべき点がたくさんあります。1つ目は「サイズ」です。1人暮らしの部屋はとても狭いでしょう。狭い部屋に大型家具を設置してしまえば生活空間がなくなってしまいます。中古家具は「しっかりしていないものが多い」と思う人は多いですが、しっかりしているものもあるのです。ドアから家具が搬入できるかどうかサイズをしっかり確認しなければなりません。中古家具を購入する前にきちんとサイズを測っておきましょう。

2つ目は「重さ」です。重量のある中古家具を選ぶ場合、運ぶのが大変になります。中古家具を販売しているお店では家にまで運んでくれないところが多いです。そのため、自分で運ばなければなりません。重たい家具を1人で無理に運ぼうとしないでください。ケガをする恐れがあるため、2~3人で運びましょう。お店の中には追加料金で運んでくれるところもありますよ。

3‐2.自分でお手入れができるかどうか

中古家具を買う際、自分でお手入れできる家具かどうか確認しなければなりません。デザインを重視して選ぶ人もいます。けれども、「素材」にも目を向ける必要があるのです。家具によってどのような素材が使っているのか異なるでしょう。中古家具を購入する前は必ずお店の人にお手入れ方法を聞いてください。

中にはお手入れが難しい中古家具もあるので要注意です。中古家具でもお手入れの仕方しだいで長く使い続けることができますよ。アンティーク家具などはできるだけこまめにお手入れしていかなければなりません。中古家具の中でもお手入れが簡単な家具は「プラスチック製」になります。お手入れをしたくない人はプラスチック製の中古家具を選んでくださいね。

4.まとめ

中古家具のメリット・デメリットや買う前に確認すべきポイント、買う際の注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。1人暮らしを検討している人はできるだけ費用を抑えたいですよね。費用を抑えるなら中古家具が良いでしょう。しかし、中には欠損しているものや汚れがひどいものもあります。満足いくお買い物をするためにも注意点やポイントを把握しておきましょう。

  • 値段が新品よりも格段に安い
  • 妥協しなければならない点がある
  • 使いづらいところがある
  • 車輪やローラーがスムーズに動くかどうか
  • 生活臭がしないかどうか
  • 注意しておきたい「サイズ」と「重さ」
  • 自分でお手入れできる中古家具を選ぶ

以上のポイントは要チェックです。購入する前に必ず確認してくださいね。中古家具の基礎知識を身につけることが大切ですよ。自分の理想に合った中古家具を見つけましょう。