生ゴミ処理機は不要になったらどう処分する? 3つの方法を紹介!
生ゴミ処理機は生活家電の中でも便利で人気がありますが、使わなくなったときの処分方法に困る人も多いでしょう。「どうやって捨てればよいのか?」「まだ使えるので捨てるのはもったいない」という悩みを解決するために、生ゴミ処理機の処分方法について詳しく知っておくべきです。この記事では、不要になった生ゴミ処理機の処分方法や、それぞれのメリット・デメリットなどをまとめてご紹介しましょう。
この記事を読むことで、生ゴミ処理機の処分方法にはどのようなものがあるのか分かるはずです。ぜひ参考にしてベストな処分をしてください。
1.生ゴミ処理機の処分はどうすればよい?
まずは、生ゴミ処理機の処分方法やリサイクルについてご紹介しましょう。
1-1.生ゴミ処理機の種類は?
生ゴミ処理機とは、生ゴミを処理するための家電製品のことをいいます。いつでも生ゴミを処理できるため、生ゴミを捨て忘れても、悪臭や害虫に悩まされることがなくなるというメリットがあるでしょう。生ゴミ処理機は、大きく分けると「バイオ式」と「乾燥式」があります。
- バイオ式:5時間~1日ほどかけて、微生物が生ゴミを分解する
- 乾燥式:高温の温風で生ゴミを分解する。数時間で処理可能
1-2.処分方法は「廃棄」「リサイクル」「回収」のいずれか
不要になった生ゴミ処理機を処分するには、ゴミとして廃棄するか、リサイクルや回収を依頼する方法があります。まずは生ゴミ処理機の状態を確認し、捨てるしかないかリサイクルできるか考えてみましょう。回収業者では、リサイクルに回すなど適切な対処をしてくれるはずです。
1-3.まずはリサイクルを検討しよう
廃棄することを考える前に、まずはリサイクルできないか検討すべきでしょう。なぜなら、リサイクルすることでゴミを減らし、資源の再活用ができるからです。自分にとっては不要なものでも、必要としている人はたくさんいます。また、生ゴミ処理機に含まれている部品の中には、有効利用できる資源もあるはずです。そういったものを無駄にしないためにも、リサイクルを検討することが必要でしょう。
2.生ゴミ処理機をゴミとして処分する場合
生ゴミ処理機をゴミとして廃棄する場合は、何ゴミに分類されるのでしょうか。小型家電リサイクル法についても知っておく必要があります。
2-1.何ゴミになるかは自治体によって異なる
生ゴミ処理機が何ゴミに分類されるかは、自治体によって異なります。多くの自治体では粗大ゴミか不燃ゴミになりますが、事前に確認する必要があるでしょう。自治体のホームページなどをチェックしても分からない場合は、直接問い合わせてみてください。
2-2.小型家電リサイクル法についても確認が必要
生ゴミ処理機を小型家電リサイクル法の対象にしている自治体もあるため、確認が必要になります。小型家電リサイクル法は、小型家電に含まれる有用金属の再資源化を目的とした法律です。取り組み方については自治体によって異なるため、自分が住んでいる地域ではどうなっているのか調べておく必要があるでしょう。取り組みを行っている自治体の中には、粗大ゴミとして回収して自治体の職員が小型家電を取り出しているところもあります。
2-3.粗大ゴミの出し方や料金を確認しておく
粗大ゴミの出し方にも自治体ごとの違いがあるため、事前の確認が必要です。一般的な流れとしては、電話やインターネットで申し込みをし、回収日時と場所、料金を確認するというものになります。料金分の粗大ゴミ処理券を購入し、生ゴミ処理機に貼った状態で、回収日の朝に自宅前に置いておくと回収してもらえるでしょう。料金は数百円程度の自治体がほとんどです。
2-4.格安で済む反面、手間がかかる
自治体のゴミ回収を利用する場合、相手が自治体という安心感と、格安で済むというメリットがある反面、申し込みや処理券の購入などに手間がかかるというデメリットがあります。また、申し込みをしてからすぐに回収してもらえるわけではないため、急いで処分したい人にとっては困ることになるでしょう。
3.生ゴミ処理機を買取に出す方法
まだ使える生ゴミ処理機は、買取による処分を検討すべきです。需要や具体的な方法についてご紹介しましょう。
3-1.生ゴミ処理機は買い取ってもらえる?
生ゴミ処理機は人気の高い生活家電の一つであり、買い取ってもらえる可能性は十分にあります。生ゴミのにおいを解消し、ゴミの量を減らすことができるため、生活における悩みを大幅に改善できるはずです。特に主婦層から人気が高く、中古市場でも需要があるため、購入から3~5年以内で状態がきれいなものは、買取に出すことをおすすめします。ただし、故障しているものや古いもの、汚れが目立つものなどは買取の対象にならない可能性があるでしょう。
3-2.すぐ売りたいならリサイクルショップへ
「今すぐ売りたい」という場合は、リサイクルショップに持ち込んでみましょう。その場で査定して現金化できます。ただし、状態の悪いものは買い取り不可となり、再び持ち帰られければならないということを覚えておいてください。
3-3.ネットオークションで高額落札を狙う
ネットオークションに出品すれば、リサイクルショップより高額で売れる可能性はあるでしょう。自分で希望金額を設定できるため、うまくいけばお得です。ただし、ネットオークションは取り引きやこん包、発送の手配など、何かと手間がかかります。そういった点をデメリットに感じる人も多いでしょう。
4.生ゴミ処理機の処分を回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に依頼して生ゴミ処理機を処分する方法もあります。回収方法や業者の選び方などをご紹介しましょう。
4-1.回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に依頼すると、以下のようなたくさんのメリットがあります。
- 手間をかけず、スピーディーに不用品を処分できる
- 自分のタイミングで利用できる
- 出張回収の場合は、自分で運ぶ必要がない
- ほかの不用品もまとめて回収してもらえる
ただし、中には悪質な営業をしている回収業者も存在しています。そういった業者を利用するとトラブルに巻き込まれる可能性があるため、業者選びは慎重に行う必要があるでしょう。
4-2.「持ち込み」「宅配」「出張」を選択できる場合も
回収業者による回収方法には、主に「持ち込み回収」「宅配回収」「出張回収」の3つがあります。業者によっては3つから選択できるところもあるため、チェックしてみましょう。自分にとってベストな回収方法を選択することで、より便利に利用できます。
4-3.料金を比較して相場を把握しよう
回収料金は業者によって異なるため、事前に数社の業者に無料見積もりを依頼し、結果を比較してみるとよいでしょう。そうすることで、大まかな相場を把握できます。
4-4.コスト削減のポイントは「業者をしっかり選ぶこと」
できるだけコストをかけずに不用品回収業者を利用するためには、業者選びをしっかりと行うことが大切です。業者によっては、単体で回収するよりも複数の不用品をまとめて回収したほうがお得な「パック料金」を用意しているところもあります。「どこに依頼しても同じ」と思わず、しっかりと比較して選ぶことがコスト削減のポイントです。
4-5.悪質な違法業者には注意
不用品回収業者の中には、必要な許可を持たずに営業している違法業者も存在しています。実際にそういった業者を利用してトラブルに巻き込まれた例も報告されているため、十分注意してください。
5.生ゴミ処理機の処分に関するよくある質問
「生ゴミ処理機の処分について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.生ゴミ処理機の寿命はどのくらいですか?
A.使用頻度にもよりますが、一般的に3~5年程度でしょう。
Q.生ゴミ処理機の調子が悪く、修理に出すか買い替えるか迷っています。どう判断したらよいですか?
A.修理費用が購入金額の半分近くかかるようなら、買い替えたほうがよいでしょう。メーカーの部品保有期間は製造打ち切り後6年の場合が多いため、修理が可能か確認してみてください。
Q.生ゴミ処理機をリサイクルショップに売る場合、どうすれば高額で買い取りしてもらえますか?
A.できるだけきれいに掃除をすること、説明書や保証書などの付属品をそろえておくことがポイントです。また、時間がたてばたつほど商品の価値は下がるため、手放すことを決めたら早めに買い取りに出すことをおすすめします。
Q.不用品回収業者を選ぶ際は、どこをチェックすればよいですか?
A.一般廃棄物収集運搬の許可を持っているか、豊富な実績があるか、無料見積もりを受け付けているかなどをチェックしてください。スタッフの対応が丁寧かどうかも大切なポイントです。
Q.無料の不用品回収業者はすべて悪徳業者なのでしょうか?
A.必ずそうというわけではありません。回収した不用品をリセール・リサイクルすることで利益を得ているため、無料で回収している業者もあるのです。なぜ無料で回収できるのか、きちんと説明できない業者は利用しないほうがよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか? 生ゴミ処理機の処分方法について詳しくご紹介しました。生ゴミ処理機は大変便利な家電ですが、不要になった場合は処分に困る人が多いと思います。処分方法はいくつかあるため、ぜひこの記事を参考にして自分に合った方法を見つけてください。