新婚の家具選びについて! 平均金額やお得に買う方法を覚えておこう
新婚生活のスタートは、喜びと期待で胸が膨らむことでしょう。新居で生活を始めるとき、家を快適な空間にするため、家具選びや配置について考えるものです。家具は、どんな家にしたいのかにより、選ぶものが変わってきます。また、夫婦2人で話し合いながら決めるのも、楽しい時間です。しかし、新居の家具はどのようなものを選べばいいのか、どこで購入したらいいのか迷うことが多いでしょう。新婚の場合、将来を見据えて家具を購入することがポイントです。本記事では、新婚の家具選びについてご紹介します。
この記事を読むことで、新婚生活の家具選びについてよく分かります。新婚生活を順調に送るためにも、家具を購入するための予算や購入金額の相場などもしっかり理解しておきましょう。もうすぐ結婚予定の方や新婚生活の準備をする方は必見です。
1.新婚に必要な家具とは?
新婚生活に必要な家具をリストアップしてみました。あると便利な家具も覚えておきましょう。
1-1.家具の種類リスト
新婚の場合、一人暮らしをしていた家具をそれぞれが持ち寄って生活を始める場合もある一方、新たな生活への期待を込め、家具を新調する方も多いでしょう。家具は、衣類などの収納・食器棚・ダイニングセット・ソファー・テーブル・テレビ台・ベッドなどがあります。新居の間取りに合わせ、家具を購入するのが理想です。家具や配置によって、部屋の雰囲気は大きく変わります。慎重に選んで、快適な新婚生活を送ることができるように準備しなければなりません。
1-2.家具のサイズについて
家具の素材や色なども、家具選びには重要です。しかし、家具のサイズを部屋に合うものにしなければ、部屋に収まりきらないケースもあります。入居前に部屋の至るところを採寸し、部屋の広さに見合うサイズの家具を購入するようにしてください。家具は、部屋にきっちり収まるサイズより、ある程度ゆとりを持っておくことが理想です。大きいほうがたくさん収納できて便利だと思っても、ゆとりある快適な暮らしを送りたいなら、何も置かない空間を設けることも重視してください。
1-3.新婚にあると便利な家具とは?
新婚の場合、あれこれたくさん用意してしまおうとします。しかし、最小限の家具で済ませる人が多いのが近年のスタイルであるため、最初から多くの家具を用意する必要はありません。生活していく中で、必要だと感じたら買い足すなどの方法も考えておきましょう。新婚でまず用意したいものは、ソファー・ローテーブル・ベッドです。いきなりダイニングセットを購入しなくても、ソファーとローテーブルで代用することができます。リビングや寝室は、1日の疲れを癒(い)やす空間ですから、なるべく優先して用意したほうがいいでしょう。夫婦がコミュニケーションを取る場所としても活用できます。
2.新婚の家具・選び方について
実際に家具を購入する場合、どのようなポイントに重点を置いて選べばいいのでしょうか? 購入先や平均購入金額などもご紹介します。
2-1.選び方のポイント
既述したとおり、新居で家具を選ぶ際は、間取りをよく把握しておくことが大切です。家具の横幅・高さ・奥行きなどのサイズをよく確かめて購入しましょう。また、新婚の場合、将来子どもが生まれてライフスタイルが変化することが予想されます。子どもが増えたときに備え、新たな家具が増える・遊ぶスペースを確保しておきたい・危険な家具はなるべく避けたいなどの希望も出てくるでしょう。そのため、将来を予測した家具の購入が大切なポイントになります。
2-2.どこで購入するか?
婚礼タンスなどを購入する予定がある場合は、高級家具を取り扱うインテリア専門店が適しているでしょう。しかし、近年は婚礼タンスの需要が狭まってきています。そのため、リーズナブルな家具を販売する、家具の量販店で購入するケースが増えてきているのです。テイストに合わせ、アジアン家具を取り扱う専門店で購入するという方もいるでしょう。いずれも、予算に合わせて購入先を考えるのがおすすめです。
2-3.家具の購入金額相場
家庭の収入によって、家具の購入予算は変わってきます。リクルートブライダル総研の調査によると、家具やインテリアに費やした費用は、平均で40万円程度という結果でした。とはいえ、家具の購入総額は20万円程度という夫婦が最も多くなっています。新婚は、結婚式・新婚旅行・新居の入居資金などで多額の出費があり、家電も購入しなければなりません。そのため、家具にたくさんのお金をかけることが難しいのです。
2-4.家具選びは焦らずじっくり考えること
入居に間に合わせようと焦り、急いで家具を購入しようとしてはいけません。本来必要のないものまで買いそろえてしまうことがあり、思わぬ予算オーバーを招く可能性もあるでしょう。気に入ったものがあればリストアップしておき、いろいろな店舗をリサーチする時間を設けてください。予算と比べながら、じっくり考えていきましょう。
3.新婚の家具をお得に購入する方法
家具をお得に買う方法があります。出費を抑えることができるので、上手に活用してみてください。
3-1.セット販売
家具のセット販売は、1つずつそろえるよりリーズナブルです。家具の色合いや材質などが統一されているものが多く、インテリアコーディネートがしやすいメリットもあります。たとえば、ダイニングセットと食器棚は、キッチン周りに必要な家具としてセット販売されやすいものです。店頭で実物を確認し、サイズや使い勝手などをよく見てから購入するようにしましょう。
3-2.家具をお得に買うことができる時期
家具にもモデルチェンジの時期があり、新商品との入れ替えがあるタイミングなら、在庫処分セールを行う場合があるでしょう。たとえば、春や年末などが引っ越しシーズンのピークに当たり、モデルチェンジする時期にあたります。企業の決算前の2月や8月も、店舗では棚卸しを実施するため、お得に家具を購入できるでしょう。広告やインターネットで日ごろから情報収集をしておき、値下げしている時期を狙って購入する方法もおすすめです。型落ち品でも、決して質が悪いわけではありません。気に入ったデザインが見つかれば、納得できる買い物になるでしょう。
3-3.アウトレット・中古など
家具のアウトレットは、わずかな傷や製造終了品などを取り扱う店舗です。アウトレット家具店は全国で展開しており、通常のショップで購入するより安く買うことができるため、ニーズも高まっています。取扱商品も幅広く、家具を一式そろえることも可能です。また、家具にかける費用が限られているという場合は、リサイクルショップで中古家具を購入する方法も検討してみましょう。新品同様という品には巡り会えなくても、リサイクルショップでは比較的状態がいいものを販売しています。いろいろなショップを巡って、好みの家具を集めるのも楽しいでしょう。
3-4.展示品販売を利用する
展示品販売は、店頭で展示していた商品を販売するものです。展示中にわずかな傷や汚れはついてしまいますが、引き渡し前に簡単なメンテナンスをしてもらえるため、汚れは比較的目立たなくなるでしょう。訳あり品と同等の扱いとなり、定価より格安で購入できるのがメリットです。状態に納得できるなら、展示品販売も利用してみましょう。
4.新婚の家具でよくある質問
快適に新婚生活をスタートするためには、家具選びやインテリアなどがとても重要なポイントになります。疑問点は、あらかじめ質問集で解消しておきましょう。
Q.家具を購入するにあたり、何から決めたらいいのか分からない
A.まず、家をどのような空間にしたいかをイメージし、何をどこに配置するかを考えましょう。具体的にイメージをすることで、自然と必要なものが見えてきます。間取り図を見ながら、シミュレーションする方法もおすすめです。
Q.インターネット販売で家具を買うのは危険?
A.近年では、家具のインターネット販売が盛んになっています。しかし、画面で見ているのと実物では、色味・雰囲気・大きさなどが想像と異なる場合が多いものです。実際に店舗へ出向き、質感などを確かめて、納得できるものを選ぶほうがいいでしょう。
Q.快適に過ごすために、ソファーを大きめにするのは正解?
A.必ずしも、大きめのソファーが正解とは限りません。というのは、大きなソファーが場所を占拠しては、くつろぐどころか、圧迫感を抱くことになります。ソファーを選ぶときは、部屋の広さに見合うものを選びましょう。背の低いソファーのほうが、視界を遮らず、広々とした空間に感じられます。
Q.衣類の収納タンスを購入するときのポイントは?
A.まず、新居の収納スペースを確認しておきましょう。ウォークインクローゼットや押し入れなど、収納スペースが既存のもので確保できる場合は、慌ててそろえる必要はありません。衣類の収納タンスは、必要な分だけ買い足すというイメージでいいでしょう。
Q.ベッドはどのようなものを選べばいい?
A.ベッドは1日の疲れを癒(い)やす場所なので、広めのベッドにしておきましょう。1台で使う場合は、クイーンサイズやキングサイズが理想です。将来、子どもが生まれて引っ越しなどをすることも想定し、シングルサイズを2台を並べて使う方法も考えておきましょう。ライフスタイルが変わっても、2台を別々の部屋に配置することもできます。ベッドを選ぶときは、スプリングやマットレスの硬さなど、寝心地の良さもポイントです。
まとめ
いかがでしたか? 新婚生活は、喜びに満ちあふれたスタートになると思います。2人で家具を選ぶのも、幸せな時間ですよね。いろいろ買いそろえたいと焦る方も多いでしょう。しかし、家具の購入は衝動買いをしてしまうと想定外の出費となるケースがあるため、事前に予算を決めておき、予算の範囲内で買い物ができるようにしておくことが大切です。セット販売・アウトレットなどを活用し、お得に購入することもできます。慌てて買いそろえず、いろいろなショップを吟味してから選ぶようにしましょう。