ゴキブリを絶対に退治する! 確実に駆除&予防するコツを詳しく!
ゴキブリを退治する方法をお探しではありませんか? 気温が高くなると、ゴキブリが活発に動き回るようになります。ゴキブリは、何でもエサにしてしまい、不衛生な場所を動き回るのでさまざまな被害が心配です。中には、姿を目にするだけでも絶対に嫌だという人も多いでしょう。
そこで今回は、ゴキブリを確実に退治する方法を詳しく解説します。
この記事を読むことで、ゴキブリの駆除方法や予防策がよく分かります。ゴキブリの被害でお困りの方は、記事を読んでみてください。
1.ゴキブリによる主な被害は?
最初に、ゴキブリによる被害にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
1-1.衛生面の問題
ゴキブリは、ありとあらゆる場所を動き回ります。たとえば、排水口の中やホコリまみれの場所を移動してくるので、とても不衛生です。せっかくキレイに部屋を掃除しても、ゴキブリが雑菌や汚れを振りまくのであれば意味がありません。また、ゴキブリの糞(ふん)や死がいも衛生の面から問題です。
1-2.雑菌や病原菌のまき散らしによる健康被害
ゴキブリが動き回ることで雑菌をまき散らすと、健康被害が発生することがあります。ゴキブリがまき散らす菌の中で、特に有害なものは以下をご覧ください。
- サルモネラ菌などによる食中毒
- 赤痢菌やチフス菌による下痢などの症状
場合によっては命にかかわる状況になる可能性もあるので、深刻です。
1-3.食害による損害
ゴキブリは、雑食性の昆虫で口に入るものは何でも食べてしまいます。食べカスや昆虫の死がいから、革製品・布製品・木製品まであらゆるものを食べるため、家の中の大切なものが損傷してしまうことがあるのです。また、ゴキブリがかじったと考えると、気分的に使う気にもならないでしょう。
2.ゴキブリを発見したときの退治方法
ゴキブリを発見したときの退治方法でおすすめのものを、詳しくご紹介します。
2-1.殺虫剤を使う
ゴキブリが出現したら、エアゾールタイプの殺虫剤で駆除しましょう。ポイントは、なるべく部屋の隅など、逃げにくい場所に追い込んでから使うことです。ゴキブリの動きが止まるまで噴射してください。駆除した後は、殺虫剤の成分が残らないよう必ず拭き取り、手をよく洗っておきましょう。なお、ペットや小さい子どもがいる場合は、殺虫剤を使用しないでください。
2-2.捕獲グッズを設置する
ゴキブリが潜んでいそうな場所に、粘着シートタイプの捕獲グッズを設置するのもおすすめです。たとえば、以下のような場所がいいでしょう。
- キッチンのシンク下
- ガスコンロの下
- 冷蔵庫の下
- 壁と食器棚のすき間
- ゴミ箱の周辺
ゴキブリは狭くて暗いすき間を好みます。ゴキブリが逃げ込んだ場所の周辺に設置するのも効果的です。なお、ゴキブリが捕獲できているか適宜チェックし、捕獲できているものは交換してください。捕獲効果が薄れているだけでなく、放置するとゴキブリの死がいにカビや雑菌が繁殖してしまいます。
2-3.たたいてつぶさないこと
ゴキブリを見かけたとき、たたいてつぶすことで駆除する人がいますがやめてください。確かに、その場で退治できて安心できます。しかし、たたきつぶしてしまうと周辺が汚れてしまい、後始末が大変になるほか雑菌が撒き散らかされるというデメリットもあるのです。ゴキブリ退治では、たたきつぶさずに駆除しましょう。
2-4.掃除機で吸うのもNG
ゴキブリに触れるのが嫌でも、掃除機で吸うのもNGです。確かに、紙パック式ならば吸った後に紙パックを交換して捨てればいいでしょう。しかし、サイクロン式の掃除機では、ゴミを捨てる際にゴキブリが逃げてしまうことがあります。また、すぐにゴミを捨てずに放置すると、ゴキブリが掃除機の内部で生き続け、産卵・繁殖すると大変なことになるので気をつけてください。
3.ゴキブリの侵入を防ぐ方法
ゴキブリが家に侵入しない方法やコツを解説します。
3-1.常にキレイに掃除する
家を常にキレイに掃除しておきましょう。ゴキブリは、エサとなるものが多い家を好みます。徹底的に掃除し、ゴキブリが寄り付かない家にしましょう。なお、不用品を処分してものを減らし、掃除しやすい環境に整えることも必要です。ものが多い家は、掃除がしにくく汚くなりがちで、さらにゴキブリが好きなすき間が多くできることもいただけません。また、キッチンでは、生ゴミを放置せずきちんと処分することも大切です。
3-2.忌避剤を置く
忌避剤を置き、ゴキブリが寄り付かないようにすることもできます。たとえば、ミントなどゴキブリが嫌う臭いを侵入口や通り道に吹き付けておくのです。また、市販品の忌避剤を利用するのもいいでしょう。ゴキブリ退治には、ホウ酸団子を置くのもおすすめですが、ペットや小さい子どもがいる家は、謝って口に入れないように十分注意してください。
3-3.屋外からの侵入口をふさぐ
ゴキブリは、屋外から家の中に侵入してきます。たとえば、以下のようなすき間をふさいでおきましょう。
- エアコンのホース
- 換気扇のすき間
- ドア・網戸とサッシの間
また、浴室やシンクの排水口から侵入してくることもあるので、普段はフタをしておくのもいい方法です。
3-4.玄関や窓を開けたままにしない
ゴキブリの侵入でよくあるのが、玄関や窓からの侵入です。たった数分でも、開けたままにすると侵入してくることがあるので気をつけましょう。特に、夜間は家の明かりを目指して飛来してくることがあります。夏の夜に窓を開放したいときは、破れにくい素材の網戸を使用するのがおすすめです。
4.ゴキブリ退治に関するよくある質問
最後に、ゴキブリ退治に関する質問に回答します。それぞれ確認しておきましょう。
Q.1匹見かけたら30匹はいるというのは本当?
A.本当です。ゴキブリは、繁殖能力が高く、すぐに子孫を増やすことができます。1匹見かけたら、家中にゴキブリが潜んでいると考えて対策してください。
Q.ゴキブリが出やすい家の特徴は?
A.以下のような家はゴキブリが出やすいので、念入りな対策が必要です。
- 古い木造家屋
- 家にすき間が多い
- 庭の手入れが悪く雑草が伸び放題
- マンションやアパートの低層階
- 日当たりが悪く湿気がこもりやすい
- 掃除をする習慣がない
- 飲食店が近くにある
Q.夏にしっかり駆除すれば冬は安心できる?
A.いいえ。ゴキブリは、条件が整っていれば冬でも生き延びることができます。特に、屋外から暖かい家の中に侵入してくることが多いので、家のすき間対策を見直してください。
Q.アシダカグモがゴキブリを駆除すると聞いたのですが?
A.確かに、アシダカグモはゴキブリを捕食します。しかし、アシダカグモだけで家中のゴキブリを駆除することはできません。それに、相当数のアシダカグモを家中に放すのは、さまざまな意味からも現実的ではないでしょう。
Q.冬の間にできるゴキブリ対策はある?
A.はい。1月~2月にくん蒸タイプの殺虫剤を使うことで、家の中のゴキブリの卵・幼虫・成虫を効果的に駆除できます。気温が低く、ゴキブリの活動が低下しているタイミングで行うことで、駆除率が上がるのです。
まとめ
今回は、ゴキブリ退治について詳しく解説しました。ゴキブリを確実に退治するためには、ゴキブリが好む環境を作らず、侵入を防ぐことが大切です。まずは、家の中を徹底的に掃除し、清潔に保つようにしましょう。ものが多すぎてゴチャゴチャしていると、掃除がしにくくて汚れやすくなるほか、ゴキブリが好むすき間が多く発生するのでいただけません。不用品を処分して、スッキリ片付けることも必要です。