床の拭き掃除にはコツがある!おすすめの掃除方法や注意点も紹介!
「床の拭き掃除が面倒」「どうすれば簡単にできるのか?」と悩む気持ち、よくわかります。「毎日の掃除で掃除機がけはするけれど、床掃除はたまにする程度…」という人も多いのではないでしょうか。床の拭き掃除は考えるだけでも面倒なものです。しかし、実際に拭いてみると驚くほど汚れがついていることがわかります。目には見えなくても、床は思っている以上に汚れているものです。どうすれば、簡単に拭き掃除ができるのでしょうか。この記事では、おすすめの床掃除方法について詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、床の拭き掃除をするメリットや具体的な方法がわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.床の拭き掃除について
まずは、床を拭き掃除するメリットや頻度・用意する道具などをご紹介しましょう。
1-1.目に見えない汚れをきれいにできる
床には足裏の皮脂など目に見えない汚れがたくさん付着しており、拭き掃除をすることでその汚れを落とすことができます。掃除機やモップがけでは落とすことのできない汚れも、拭き掃除で簡単に落とすことが可能なのです。「裸足(はだし)で歩くとベタベタする」「ところどころ黒ずんでいる」という場合は、定期的に拭き掃除をしてみるとよいでしょう。部屋全体の清潔感がアップし、サラサラの床で快適に過ごすことができるようになるはずです。
1-2.1か月に1回は拭き掃除を
床の拭き掃除は週に1回程度行うのが理想です。しかし、面倒で時間のかかる拭き掃除を週に1回行うのは難しい場合も多いでしょう。最低でも1か月に1回、床の拭き掃除をするように心がけてください。毎日行うとワックスがはがれたり床材が傷んだりする原因になるため、注意しましょう。
1-3.床の拭き掃除に必要なものとは?
床の拭き掃除をする際は、以下のものを用意してください。
- 柄つきのペーパーモップ
- ぞうきん
- バケツ
- 食器用中性洗剤
- 重曹
1-4.水拭きの後は必ず乾(から)拭きを
床を水拭きすると、時間がたってから跡が残ってしまいます。そのため、水拭きの後は必ず乾(から)拭きをするようにしましょう。完全に乾く前に乾(から)拭きをすることで、拭いた跡が残らずきれいに仕上がります。
2.床を拭き掃除する方法
床の拭き掃除をどのような手順で行えばよいのか、ポイントや注意点などをまとめました。
2-1.フローリングは固く絞ったぞうきんで素早く掃除
フローリング材は水に弱いため、ぬらして固く絞ったぞうきんでスピーディーに拭き掃除をしましょう。最初に柄つきのペーパーモップを使ってほこりを取り除いてから拭き掃除をしてください。掃除機がけはその後に行うのが基本です。ぬらしたぞうきんで拭き掃除をした後は、すぐに乾(から)拭きをしましょう。水拭きだけで落ちない汚れには、中性洗剤を使用してください。バケツの水に中性洗剤を入れ、ぞうきんを浸して固く絞って使いましょう。
2-2.タイル床は水拭きで汚れが落ちやすい
タイル床の場合は、ぬらしたぞうきんで水拭きすればほとんどの汚れは落ちます。目地の部分に汚れが残ってしまう場合は、中性洗剤を使って拭き掃除するか、メラニンスポンジでこすってみましょう。
2-3.クッションフロアは重曹で拭き掃除がおすすめ
クッションフロアは水に強いため、ほこりを取り除いてからぞうきんで水拭きをしてください。汚れがひどいときは、重曹を溶かした水でぞうきんをぬらし、絞って拭き掃除をするのがおすすめです。
2-4.ロボットやスチームクリーナーで簡単に掃除することも!
床の拭き掃除は面倒な作業なので、床掃除ロボットやスチームクリーナーなどを使って簡単に掃除する方法もおすすめです。特に、スチームクリーナーは床以外の場所も掃除できるため、1台あると非常に便利でしょう。どちらも初期投資は必要ですが、検討してみる価値はあると思います。
2-5.ワックスがはげてきたらワックスがけを
ワックスでコーティングされている床の場合、拭き掃除を繰り返すことでコーティングがはげてきてしまう可能性があります。きれいな床を保つためには、定期的にワックスがけをしましょう。樹脂ワックスや水性ワックスなどがあるため、床材に適したものを選ぶようにしてください。
3.床の拭き掃除に関するよくある質問
「床の拭き掃除について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.床にはどのような種類の汚れが付着しているのでしょうか?
A.屋外から入り込んだ砂や泥・排気ガス・タバコのヤニ・手や足の裏の皮脂・食べこぼし・カビ・ダニなど、さまざまな汚れが付着しています。
Q.床に黒ずみがありますが、原因は何ですか?
A.黒ずみの原因はカビである可能性が高いでしょう。そのほかにも、ワックスが劣化して黒ずんで見えることもあります。
Q.床の拭き掃除に中性洗剤を使う場合、どのくらいの量を入れればよいですか?
A.2リットルの水に対して小さじ1杯程度の中性洗剤を入れましょう。
Q.床の食べこぼしを掃除する場合、使用するのはどんな洗剤でも問題ありませんか?
A.床の素材や洗剤の種類によっては、フローリングの塗装がはがれてしまう可能性もあるため、使っても問題がないか確認するようにしてください。目立たない場所に使用して試してみる方法もあります。
Q.樹脂ワックスと水性ワックスには、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
A.樹脂ワックスは光沢のある仕上がりと耐久性の高さが特徴です。一方、水性ワックスは塗布が比較的簡単でコストが安いというメリットがあります。
まとめ
いかがでしたか? 床の拭き掃除について、方法やポイント・注意点などを詳しくご紹介しました。床の拭き掃除は面倒な作業ですが、部屋がピカピカになって空気もきれいになった気がします。気になる汚れも目に見えない汚れもすべてきれいにして快適な家にするために、ぜひこの記事を参考にしてください。