釣具を買取に出す前に!中古の釣竿を高く売るコツ&買取方法まとめ
釣り好きな方は、新しい釣具に切り替えたり買い足したりして、使わない釣具が増えていくことがあるでしょう。なんとなく取っておいたけれど、使う予定はないな……という釣具は早めに買取に出すのがおすすめです。今回は、釣具を買取に出す際のポイントや高く売るコツなどをご紹介します。
釣具を買取に出したい方のためになる情報が満載です。ぜひ、最後まで読んでみてください。
1.釣具の買取について
まずは、買取できる釣具について見ていきましょう。
1-1.買取対象の釣具とは?
買取対象となる釣具には、主に以下のようなものがあります。
- ロッド(釣竿(つりざお))
- リール
- ルアー・フライ
- 糸・浮き
- 衣類・バッグ
- エサ
1-2.買取できる釣具とできない釣具がある
上記の中では、ロッドが最も買取需要があると言えます。定価が高いことや、予備として使うために中古品ロッドを求める方が多いことが理由です。また、人気モデルの釣具や有名メーカー(シマノ・ダイワなど)のものも人気があるでしょう。しかし、壊れているもの・傷がひどいもの、使い勝手が悪いものなどは、買取不可もしくは大変安価での買取となることがほとんどです。
2.釣具買取のポイント
次に、中古釣具を高く買取に出すポイントや、買取相場などをご紹介します。
2-1.中古釣具を高く買取に出す方法とは?
中古の釣具を高く売るためのポイントについてご紹介します。
2-1-1.店舗へ直接持ち込む
釣具は、店舗に直接持ち込んだほうが、買取価格が上がりやすい傾向があります。直接交渉ができますし、店舗としても、来店してもらっているのであまり安い値段はつけられない、というところもあるでしょう。
2-1-2.複数の店舗へ査定を依頼する
時間に余裕があれば、いくつかの店舗に査定してもらい金額を比較するのがおすすめです。最も高く買取をしてもらえる店舗にお願いしましょう。
2-1-3.なるべくきれいにしておく
釣具は傷や汚れなどが査定金額に影響するため、できるかぎり磨いておきましょう。ワックスをかけたり、汚れを拭き取ったりすればある程度きれいになります。ただし、コンパウンドワックスなど、釣具を傷つけてしまうものもあるので注意してください。
2-2.買取金額相場
中古釣具の買取相場は、定価の20~40%が一般的です。もちろん、状態や店舗での在庫状況によって、買取価格は大きく異なります。あくまで目安として覚えておきましょう。
2-3.釣具の買取方法
釣具を売るには、以下の方法があります。
- 店舗や業者に買取を依頼する
- ネットオークションなどを利用して自分で売る
それぞれの方法については、次項以降をご参照ください。
3.釣具をリサイクルショップや不用品回収業者に買取してもらうには?
釣具を店舗や業者に買取してもらう方法についてご紹介します。
3-1.持ち込み買取
前述のとおり、店舗へ直接釣具を持ち込むと、買取価格が高くなりやすいというメリットがあります。また、時間があれば、複数店舗へ査定を無料依頼できるので、金額の比較もしやすいでしょう。ただし、釣具を持ち込む手間や時間がかかるため忙しい方や車がない方には不向きかもしれません。
3-2.宅配買取
釣具を郵送して買取査定してもらう方法です。送るだけでOKなので忙しい方にも向いています。ただし、査定額に納得がいかない場合、返送してもらうこととなりますがその場合の送料がかかってしまうため、査定額の比較ができません。また、ロッドなど長いものはこん包や郵送が難しいでしょう。
3-3.出張買取
店舗や業者によっては、自宅に出張して釣具を査定してもらえます。釣具以外にも不用品があればまとめて買取してもらえるのがメリットです。家にいながらにして中古釣具の買取をしてもらえるので大変便利でしょう。しかし、点数制限(何点以上で出張可能)というところや、出張料金がかかるところもあるので事前に確認が必要となります。
4.中古釣具を自分で売るには?
次に、ネットオークションやフリマサイトを利用した中古釣具の売り方をご紹介します。
4-1.ネットオークションやフリマアプリで中古釣具を売る
ネットを利用した中古釣具の売り方の流れをご紹介します。
- 会員登録をする
- 釣具の写真を撮る・説明分を記載する(釣具の種類・型番・メーカー・状態・送料負担有無など)
- 金額を設定する(オークションの場合:最低落札価格/フリマサイトの場合:販売価格)
- 購入者を待つ
- 購入者が現れたら、サイトの取引ナビゲーションに従って、やりとりをする
- 入金を確認できたら釣具を郵送する
- 商品到着の連絡があったら、購入者を評価して完了
4-2.ネットオークションとフリマサイトの違い
上記のとおり、ネットオークションとフリマサイトでの取引の流れはほぼ同じですが、以下のような違いもあるので覚えておきましょう。
4-2-1.金額の設定
ネットオークションでは、最低落札価格を設定しておき、セリ形式で金額が上がっていきます。そのため、希少価値人気が高ければ、最初に1,000円で出品したものが何万円となる可能性もあるのです。逆に、1円で出品したものが2円で購入されてしまうこともあります。
一方、フリマサイトでは販売価格を決め打ちで設定する仕組みです。たとえば、4,980円で出品したら、その額で買ってくれる人が現れるのを待つことになります。また、いずれの場合も、買取価格から出品手数料が10%程度引かれることも覚えておきましょう。
4-2-2.出品期限の有無
ものの種類と金額によっては、購入者が現れるまでしばらく待たなければなりません。フリマサイトは掲載期間に制限がないのに対し、ネットオークションでは約1週間の出品期限があります。これを過ぎると出品は自動的に取り消され、再度出品する必要があるのです。
4-2-3.値下げ交渉
いずれも値下げ交渉というものがあります。しかし、ネットオークションよりもフリマサイトのほうが、値下げ交渉をしやすい傾向にあり、コメント欄で値下げを依頼されることが多いのです。値下げしたくない場合はタイトルに「値下げ不可」と書いておきましょう
5.釣具の買取についてよくある質問
釣具の買取などについて、よくある質問にお答えします。
Q.修理やカスタマイズした釣具は買取に出せる?
A.壊れていなければ、売ることができるかもしれませんが、買取価格はだいぶ下がってしまうでしょう。
Q.釣具の買取査定ポイントとは?
A.まずは、定価・型番・メーカーなどによっておおよその価格が決まっています。その金額からさらに、状態によって減額されることがあるでしょう。たとえば、傷・汚れ・修理有無・付属品の有無などです。また、リールの場合は回転性能などが考慮されるでしょう。
Q.釣具をネットに出品するときの注意点は?
A.トラブルを避けるため、傷や汚れは写真をアップで撮り、正直に記載しておきましょう。また、発送先の都道府県や郵送方法を記入しておくとスムーズです。
Q.釣具(ロッド・釣竿)をこん包するには?
A.釣竿のこん包には、普通の段ボール箱ではなくボイド管(段ボール製の筒)を使うのが一般的です。ネット通販で、500円前後で購入できます。また、釣具屋に行けばロッド用のプラスチックケースをもらえる場合があるので、一度聞いてみるとよいでしょう。
Q.買取に出せなかった釣具を処分するには?
A.店舗によっては、買取不可の釣具を無料で引き取ってもらえることがあります。柄が長いロッドは、捨てようとすると粗大ゴミ料金がかかるので、店舗に引き取ってもらったほうがよいでしょう。リールやルアーは不燃ゴミとして捨てられます。ただし、針やフックはあぶないので、新聞紙にくるんだりガムテープを巻いたりしてからゴミ袋に入れましょう。危険物専用のゴミ箱がある地域では、それに従ってください。
まとめ
釣具の買取についてご紹介しました。釣具は、使っていなくても時間がたてば買取価格が下がっていってしまいます。使っていない釣具を持っている方は、すぐに買取を検討しましょう。その際は、今回ご紹介したポイントを思い出してみてください。