教材を買取に出す方法は? 高く売れる教材・買取先などを紹介!

使い終わった教材の処分にお困りですか? 教材は、資格試験に合格したり授業や講座が終わったりして目的を達成すると保管に困りますよね。教材は「また読み返すこともある」と思って取っておいても、時間の経過とともに邪魔になるものです。

そこで、買取業者に買い取ってもらうか自分で売却してお金に換えましょう!「使用済みの教材なんて売れるの?」という人もいますが、教材はもともと高価なので中古市場でも人気のあるアイテムなのです。買取できる教材や高く売るコツ、買取業者の買取方法などの情報をご紹介しましょう。

  1. 教材にはどんな種類がある?
  2. 教材を高く売るには?
  3. 教材を買取に出す方法
  4. 教材の買取に関するよくある質問

この記事を読んでいただければ「教材の処分、どうしよう?」というお悩みを解決できるでしょう。ぜひお役立てください。

1.教材にはどんなものがある?

使わなくなった教材を買取に出す前に、教材の基礎知識や最近の買取事情などを知っておきましょう。実際に買取を利用するときに役立ちます!

1-1.教材の種類

教材と呼ばれるものには以下の種類があります。

  • 幼児用教材
  • 小学校〜高校の教科書・参考書・問題集
  • 中学や高校受験の塾のテキストや問題集
  • 大学受験参考書・問題集・赤本
  • 大学受験予備校テキスト
  • 大学の教科書・専門書・医学書
  • 資格試験用のテキスト・問題集
  • 趣味や実用講座のテキスト・問題集
  • 英会話など語学のテキスト
  • ビジネス・自己啓発系のテキスト

1-2.教材の形状

教材というと、教科書のような紙の印刷物を思い浮かべる人も多いでしょう。けれども、DVD・CD・単語帳・実験道具・顕微鏡・書道セット・人体模型・鉱物資料なども「教材」に含まれます。

1-3.教材の買取事情

人気のある英会話教材や幼児用英語教材DVD・CDなどが付いているものは、ワンセット数万円以上するものもあります。そのため、中古でもいいから少しでも安く買いたいと思う人は多いのです。
また、有名な資格スクールや塾などの教材も「受講料は高くて無理だが教材だけ買って独学したい」という人もいます。そのため中古教材は買取需要が高いのです。

1-4.買取対象の教材は?

教材買取業者は、基本的には教材全般の買取を可能にしているところがほとんどです。詳細はそれぞれの業者が「買取対象」「買取不対象」をホームページなどに掲載しているのでご確認ください。ただし、以下のような教材はどの業者でも買取不可能なことが多いので注意しましょう。

  • 全体に書き込みやライン引きがしてある (ライン引きが一部だけなら減額になるものの買取可能な業者もあり)
  • 曲がり癖や傷みが目立つ
  • ページが折ってあったりカバーが破れたりしている
  • 付属のDVD・CD・冊子・解答集などが付いていない
  • 小、中、高の教科書
  • 法律が改定される前の資格試験の教材
  • 再生機を持っている人が少ない、カセットテープやVHSなどの教材

2.教材を高く売るには?

高く売れる教材の種類や一般的な買取金額の相場などをご紹介します。

2-1.高く売れる教材は?

  • 最新の教材:試験が終わったばかりの最新の資格教材など
  • 英語の教材:幼児から大人まで英会話など「英語教材」は人気が高い。特にテキストだけではなくDVDやCD付きのものは査定額もアップする可能性大
  • 全巻そろっているセット教材:バラバラになっているものよりも全部そろっているほうが査定額もアップ
  • 通信講座の教材セット:テキスト、問題集、DVDやCDなどが全部そろっているもの

2-2.高く売るポイントは?

できるだけ高く売るためには、以下のことに注意してください。

  • セットになっているものは全部そろえる
  • 付属のDVD・CD・解答集・カバー・ケースなどがある場合はそろえる
  • 鉛筆の書き込みがしてある場合は、ていねいに消す
  • ホコリやゴミなどは取り除く
  • CDやDVDなどはきれいにふいて指紋や汚れなどを落とす
  • できるだけ早く買取に出す

2-3.教材の買取相場は?

教材の種類・状態・買取店などによって買取金額はまちまちです。参考までに一例をご紹介しましょう。

  • 大学受験参考書・問題集・赤本・駿台テキスト:約285点約95,000円
  • 大学受験参考書・問題集・赤本・東進テキスト:約115点 約15,000円
  • エスプリライン スピードラーニング1〜24巻セット:13,000円
  • フォーサイト 行政書士教材セット:8,000円

2-4.教材の買取を扱っている業者の種類

教材の買取をする業者は、主に教材専門買取業者か、教材だけではなくいろいろなアイテムも扱っているリサイクル業者になります。

2-4-1.教材専門買取業者

受験・資格・語学・自己啓発など、はば広いジャンルの教材を専門に買取している業者がいます。業者によって買取条件などは異なるでしょう。専門業者は、教材についての知識があるので査定金額も期待できる傾向にあります。

2-4-2.リサイクルショップ

教材に限らず、家電・パソコン・スポーツ用品・日用雑貨など、あらゆるジャンルを扱っているリサイクルショップの中には、教材の買取をしているところもあります。教材だけではなく、ほかに処分したいものがある場合にまとめて査定に出せるので便利でしょう。

3.教材を買取に出す方法

前項でご紹介した業者では、店頭持ち込み・宅配買取・出張買取の3種類の方法で買取を行っています(業者によっては「宅配だけ」などのこともあり)。それぞれのメリット・デメリット・注意点をご紹介しましょう。また、業者に買取を依頼する以外にも、自分で売る方法もあります。併せてご説明しましょう。

3-1.店頭持ち込み買取

実店舗を持っている業者なら、直接店頭に持ち込むことができます。多くの店舗では、その場で査定をして現金で買取をしてくれるでしょう。ただし、量が多い場合は査定に時間がかかることもあります。

メリット

  • 売りたい教材を持ち込めばいいので手軽に利用できる
  • 直接対面で買取交渉ができるので相談や質問もできる
  • すぐに現金化できるお店も多い

デメリット

  • 近所に店舗があるとは限らない
  • 教材をまとめて売る場合は重いので車が必要
  • 店頭まで自分で運ぶ必要がある

注意点

持ち込みが無駄足にならないように、事前に業者のホームページを見て、売りたい教材が買取対象かどうか確認してください。

3-2.宅配買取

売りたい教材をダンボールに詰め込んで、宅配便で業者に送り査定をしてもらう方法です。業者は、査定後にメールや電話などで買取価格を伝えてくるので金額に納得がいけば買取は成立し、後日銀行振り込みをします。

メリット

  • 宅配便で送るだけなので便利
  • ほとんどの業者が「着払い可」にしているので送料が無料
  • 指定の運送会社が集荷するサービスを行っている業者もある
  • 教材以外のアイテムを扱っている業者なら、まとめて不用品を送ることも可能

デメリット

  • 無料宅配キットサービスがない業者の場合、自分でダンボールを用意する必要がある
  • こん包する手間がかかる
  • 買取を断った場合の返送料は自己負担になることもある

注意点

使用済みの教材とはいえ、ていねいにこん包して送るようにしましょう。業者のホームページで、ダンボールのサイズや買取のルールなどをきちんと確認してください。

3-3.出張買取

出張買取は、業者の査定スタッフが利用者の自宅まで出向いて、その場で査定をする方法です。査定金額に納得がいけば買取契約が成立します。その場で現金で払うこともあれば後日振り込みになることもあるでしょう。

メリット

  • 自宅まで来てくれるので楽
  • 教材以外にもいろいろなアイテムを扱っている業者の場合はまとめて処分できる
  • こん包や配送の手間がかからない
  • 家電や家具など大きなもの・重いものを一緒に処分したいときに便利

デメリット

  • 「最低でも○○冊以上から」など条件が付くことが多い
  • 出張を予約した日時には家で待機する必要がある
  • 出張エリアが限定されていることも多い

注意点

出張買取の場合、「わざわざ家に来てもらった」と遠慮して、査定金額に納得がいかなくても手放してしまう人もいます。事前に相場などを調べておき交渉してみましょう。

3-4.自分で売る方法

買取業者に依頼せず、インターネットのオークションサイトやフリマアプリを使用して自分で売る方法もあります。両方とも、パソコンやスマートフォンを使い、売りたい品物の写真と説明文をアップし「買い手」が付くのを待つだけです。利用方法・支払いや発送方法などはそれぞれ異なるので自分に合ったものを利用しましょう。

メリット

  • 自宅にいながら手軽に売ることができる
  • フリマアプリは買い手が現れるスピードが速い
  • アプリによっては運営会社が仲介にはいるのでユーザー同士の金銭やりとりが不要
  • 買い手が付いたとき匿名で発送できるアプリもある
  • オークションの場合は思ったより高値が付くこともある

デメリット

  • フリマアプリの場合は買取価格が安い
  • 販売手数料や利用料などがかかることもある
  • 資格や幼児用教材、英会話教材などは出品者も多いため価格を下げないと売るのが難しい

注意点

オークションもフリマアプリもいくつか種類があります。利用条件やルール、入金方法などはきちんと読んでから利用するようにしてください。

4.教材の買取に関するよくある質問

教材の買取に関してよくある質問をご紹介しましょう。

Q.資格教材の買取業者はいろいろあってどこを選んでいいのか迷ってしまうのですが。
A.業者によって査定・買取の方法は異なります。まずは買取業者の口コミサイトなどで評価を比較し、いくつかの候補を絞ってから条件を比較検討してみましょう。自分にとって1番ニーズに合う業者を選んでください。

Q.教材買取業者に教材を出すときに事前に買取金額を知ることはできるのでしょうか。
A.業者によっては、メール・電話などでおおよその買取金額を教えてくれるところもあります。

Q.宅配買取の場合、査定金額に納得がいかなければ返送してくれるのでしょうか。
A.もちろん返送してくれます。ただし、送料は有料になることもあるのです。事前にホームページで「返送の条件」を確認しておきましょう。

Q.教材以外にも古いパソコンやデジカメなど売りたいものがあるのですが。
A.その場合は、教材専門買取店よりもリサイクルショップに売るのがおすすめです。教材単品よりもまとめて売るほうが査定金額が上がる可能性が大でしょう。また、量が多い場合は出張査定をしてくれるリサイクルショップを選ぶほうがおすすめです。

Q.書き込みや折り目が多少ある教材は売れないでしょうか。
A.多少の書き込みや折り目、黄ばみ、マーカーライン引きなどなら買取可能としているお店もあります。それほど値段は付かないと思いますがダメもとで査定に出してみましょう。

まとめ

今回は、使用済みの教材を買取に出す方法やできるだけ高く売る方法などをご紹介しました。

業者によって買取可能アイテムや条件などは異なるのでじっくり比較検討してください。また、高価買取が期待できる教材を「売ろうかどうしようか」と迷っている場合はできるだけ早く買取に出したほうがいいでしょう。

教材は中古でも人気のあるアイテムです。「どうしても保管しておきたい!」という思い入れ深いものでもなければ、早くまとめて買取に出すことをおすすめします。