椅子を処分する方法を紹介! 買取してもらえる椅子の特徴も解説
「椅子が不要になったが、どうやって処分していいか悩んでいる」という人は多いことでしょう。椅子は、大きさも素材も豊富な家具です。何ゴミに該当するのか調べても分かりにくいケースもあります。また、「元値が高かったので、できれば買取してほしい」と考えている方もいるでしょう。
今回は、椅子の捨て方や売却方法など、処分方法を紹介します。
この記事を読めば、椅子の処分に悩むことはありません。不要になった椅子の処分方法に悩んでいる人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.椅子を処分する前に確認すること
はじめに、椅子を処分する前に確認しておくことを紹介します。これをしておけば、処分がスムーズにいくでしょう。
1-1.椅子の材質とサイズ
椅子の素材は、布・木・プラスチック・金属など豊富です。また、サイズによってゴミの区分が異なったり、処分料金がかかったりすることがあります。ですから、まず材質とサイズを確認しましょう。ゴミの分別がスムーズにいきます。
1-2.椅子の状態
椅子を売却したい場合は、キレイであることが買取の条件です。傷や汚れの有無、がたつき具合などを確認しておきましょう。
1-3.メーカー
民芸家具やブランド家具は、中古でも一定の需要があります。一例をあげると、カール・ハンセン&サンや柏木工(かしわもっこう)・飛騨産業・maruni(マルニ)などです。これらの椅子は、買取してもらえる可能性が高いでしょう。
2.椅子の処分方法
この項では、椅子の処分方法を紹介します。
2-1.自治体に回収を依頼する
ほとんどの自治体で、椅子はゴミとして回収しています。何ゴミに該当するかは、椅子の素材やサイズによって決まるのです。また、同じサイズ・素材でも自治体によってゴミの区分が異なることもあるでしょう。必ず自治体のサイトを確認し、ゴミの区分を確かめてから出してください。粗大ゴミに該当した場合、自治体によっては回収料がかかることもあります。料金の支払い方法の確認も忘れないようにしましょう。自治体による回収は手軽ですが、回収日が月に1度程度しかないこともあります。特に、大型の椅子を捨てる場合は、時間に余裕をもって回収日を確認してください。
2-2.不用品回収業者を利用する方法
不用品回収業者は、個人や企業から出るゴミを有料で回収してくれる業者です。業者によっては、依頼後すぐに見積もりを出してくれるところもあり、「今すぐ椅子を処分したい」ときに便利でしょう。また、椅子以外にも不用品があって一度に処分したい場合も、利用すると便利です。なお、搬出も行ってくれます。処分費用は椅子によって異なりますが、椅子だけを処分したい場合は、1つ当たり千円台~が相場です。業者によっては買取を行っているところもあります。
2-3.悪徳業者に注意する
不用品回収業者の中には、不当に高い回収費用を請求したり貴金属を無理やり買取したりする業者もあります。軽トラックで街中を流している業者や、相場に比べて極端に安い回収料をウリにしている業者、営業の電話を何度もかけてくる業者には、気をつけましょう。国民生活センターにトラブルが多数報告されています。口コミサイトや実績などを確認して業者を選びましょう。
3.椅子を買取に出す方法
この項では、椅子の売却方法や買取をしてくれる業者を紹介します。
3-1.中古でも需要がある椅子の特徴
中古でも人気があり、買取してくれる可能性が高い椅子の特徴は、以下のようなものです。
- ブランド家具や民芸家具
- 子ども用の椅子
- 会議用のパイプ椅子(まとめて買取が基本)
- 飲食店用の椅子
- ダイニングテーブルセット
- 学習机とセットになった椅子
特に、子ども用の椅子は使う期間が限られているため、中古を探している人もたくさんいます。
3-2.椅子の種類に合わせて買取先を選ぶ
椅子の買取は、リサイクルショップが行っています。リサイクルショップには、一般的なもの・家具専用のリサイクルショップ・オフィス用品を専門に買取するショップなどがあり、椅子の種類に合わせて買取先を選びましょう。たとえば、民芸家具や輸入品の高級家具・ブランド家具は家具専用のリサイクルショップに売却したほうが、高値がつきやすくなります。また、会議用のパイプ椅子は、オフィス用品を中心に買取するショップに売却しましょう。
3-3.出張買取・持ち込み買取が基本
椅子の買取方法には、出張買取と持ち込み買取が基本です。持ち込み買取は店舗に直接椅子を持ち込む方法で、子ども用の椅子など小さい椅子を売却したいときに適しています。出張買取は、ショップの従業員が家やオフィスに来て査定をする方法です。ダイニングテーブルセットやソファーなどの大きな椅子や、たくさんの椅子を売却したいときに適しています。
3-4.高く売るコツ
査定額を高くしてもらうには、椅子をキレイに掃除しておくのがおすすめです。また、会議用のパイプ椅子はまとまった数をそろえておくといいでしょう。椅子とテーブルがセットになったダイニングテーブルセットは、購入したときの状態で売却すれば、高値が期待できます。学習机と椅子も別々で売るよりセットで査定してもらいましょう。
3-5.自分で売る場合は送料に注意する
ネットオークション・フリマサイト・地域のミニコミ誌などを利用すれば、自分で買い手を探すことができます。ただし、遠方に郵送する場合は、送料が高額になることもあるので、あらかじめ調べて記載しておきましょう。また、引き取りに来てくれる人限定で売却してもいいですね。ネットで買い手を探す場合は、椅子のメーカー・大きさ・材質と共に、写真を載せておくと買い手がつきやすくなります。
4.椅子の処分に関するよくある質問
この項では、椅子の処分に関するよくある質問を紹介します。
Q.椅子の売却を希望していますが、売却ができないなら回収してほしい場合はどこに依頼すればいいでしょうか?
A.買取も行っている不用品回収業者がおすすめです。
Q.子ども用椅子は、どんなものでも買取してくれますか?
A.1つ千円代の安価な椅子や、ベルトなど付属品がない椅子は買取不可になることもあるでしょう。
Q.木製の椅子を壊せば、燃えるゴミとして処分できますか?
A.可能な自治体もありますが、椅子を解体するのは大変です。無理をしないようにしましょう。
Q.ソファーのように布と金属など、複数の素材が使われている椅子、解体して分別し、捨てなくてはダメですか?
A.いいえ。そこまでする必要がある自治体はほとんどありません。そのまま粗大ゴミとして出しましょう。
Q.ダイニングテーブルセットの場合、椅子だけでは値段がつきませんか?
A.値段がつかない可能性は低いのですが、価格は下がるでしょう。
まとめ
今回は、椅子の処分方法や買取してもらう方法を紹介しました。椅子は、キレイな状態ならば売却できる可能性があります。まだ十分に使える椅子が不要になった場合は、買取先を探してみましょう。また、ゴミとして処分したい場合は、処分期間に余裕をもつことが大切です。