倉庫の片付け手順! 不用品を整理整頓して便利に使う方法
倉庫は、普段使わないものをしまうのに便利なものですが、つい余計なものをため込んで、どこに何を入れたかがわからなくなってしまいがちです。また、会社の倉庫は必要な備品と不用品が混ざってしまい、誰も管理できていないということもあるでしょう。そんな倉庫を使い続けるのはとても非効率です。
今回は、倉庫を便利に使うための片付け方法をご説明します。
倉庫の片付け方を、ステップごとに詳しくご紹介します。倉庫を自分で片付けたいという方はもちろん、倉庫の片付けを業者に依頼したいという方にも参考になる内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.倉庫の片付けに困る理由とは?
まずは、倉庫の片付けで困る理由について見ていきましょう。
1-1.倉庫には何でも入れてしまう
倉庫は、使用頻度の低いもの・普段使わないものなどを入れる場所です。しかし、今は使わないから「とりあえず」倉庫に入れておこう、という使い方をしていると、ものでいっぱいになってしまうでしょう。
1-2.頻繁に出し入れしないため置き場所を忘れやすい・わかりにくい
家庭内や職場で、よく使う引き出しや棚ならどこに何があるか比較的よく把握できていますが、倉庫は使用頻度が低くアクセスする回数も少ないため、入れたもののことを忘れがちです。入れたときはしっかり覚えていても、数か月後にはどこに何を入れたか忘れたり、入れたことすら忘れてしまうこともあるでしょう。
1-3.会社の倉庫は誰も片付けない
会社の倉庫は、片付けの当番が決まっていない限り、自主的に片付ける人はあまりいないでしょう。誰かが片付けてくれる・片付けは自分の仕事ではない、と思っている人が多いと、倉庫は散らかったままの状態になってしまいます。
1-4.倉庫を片付けないと……?
倉庫を片付けないことによる主なデメリットをご説明します。
- 探し物が増える(家事や業務の効率が落ちる)
- 中に入れたものが死蔵品となる
- 中に入れたものが劣化する
- 活用しきれていない倉庫のためスペース(土地代)が無駄になる
2.倉庫の片付けの方法
次に、倉庫の片付け方について、手順やポイントをご説明します。
2-1.倉庫片付けの基本ステップ
倉庫を片付ける際は、以下の手順のとおり行ってください。
- 中のものをすべて出す
- 不要なものを処分する
- 保管するものは置き場所を決める
- 決めたとおりにものを戻す
- 置き場所をメモ・ラベリングし、誰でもわかる状態にする
2-2.中のものをすべて出す
大変な作業ですが、1年に1回は中のものをすべて出して点検をしましょう。ものが倉庫の中に入ったままでは、チェックしきれないためです。一度外に出すことによって、要・不要をしっかり判断することができます。
2-3.不要なものを処分する
倉庫の中にある以下のようなものは処分対象となります。
- 1年以上使っていないもの(使う予定が決まっている場合は除外)
- 劣化したもの・壊れかけているもの
- 複数個あるもの(1つあればよいものは、ほかの予備品は処分する)
2-3-1.法人の場合
- 所有者がわからず誰も管理していないもの:不用品である可能性が高い
- 保管期間を過ぎたもの
2-4.置き場所を決める・ものを戻す
倉庫内での置き場所を決めます。使用頻度・大きさ・重さなどで位置を決めましょう。使用頻度が低いものを奥に入れる場合は、手前にメモ書きをして忘れないようにします。また、重いものは使用頻度にかかわらず、下のほうやなるべく手前に置きましょう。取り出す際の事故や破損・ケガを防げます。
2-5.置き場所を誰でもわかる状態にする
倉庫内マップを作れば、誰でも倉庫内のものの位置を把握することができます。家族全員・職員全員が、誰でもどこに何があるかわかる状態にしておくのが理想です。また、マップがあることで、適当な位置にものを戻しにくくなるので、整頓された状態をキープできます。
3.倉庫の片付けで出た不用品の処分方法
次に、倉庫から出た不用品の処分方法をご説明します。
3-1.自治体処分に出す
家庭の倉庫から出たものは、自治体回収で、可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミ・資源ゴミなどとして処分できます。自治体ごとにゴミ区分は異なりますので、HPやゴミの日カレンダーなどで確認しましょう。
※法人(会社)から出た不用品は、産業廃棄物扱いとなるため自治体回収に出すことはできません
3-2.不用品回収業者を利用する
自治体回収に出すのが面倒な場合にまとめて不用品を処分してもらえる不用品回収業者は便利でしょう。自分で分別したり運搬したりする必要がないので、作業の時短になります。また、まだ使える新しい家具・家電などは、不用品回収業者に買い取ってもらうのがおすすめです。
3-3.会社の倉庫の不用品処分は?
前述のとおり、職場から出た不用品は自治体回収に出すことができません。産業廃棄物取扱などの資格を持った正規の不用品回収業者に依頼する必要があります。
4.倉庫の片付けをプロに依頼するには?
次に、倉庫の片付けを業者などプロに依頼する方法についてご説明します。
4-1.こんなときは倉庫の片付けをプロに任せよう
倉庫の片付けをプロに依頼したほうがいいパターンは以下のとおりです。
- 法人(会社の)倉庫
- ものの量が多く自力での片付けが難しい場合
- 買取を行ってもらいたい場合
- 引っ越し前などで時間がない場合
4-2.悪徳業者に注意!
不用品回収業者や片付け業社の中には、悪質なところもあるので注意しましょう。トラブル事例として、最初に提示された料金と違う・回収した不用品を不法投棄されてしまう・回収対象でないものまで持って行かれてしまう、などがあります。
4-3.悪質な業者にひっかからないための選び方とは?
片付け業社の選び方のポイントをご紹介します。
- 古物商許可・産業廃棄物取扱などの資格を受けている
- 料金体系がわかりやすい・事前にしっかり説明がある
- 契約に関する内容は書面やデータなどでもらえる(口頭のみはNG)
- 地域を巡回している廃品回収車は利用しない(ほとんどが違法のため)
- 営業所がマンションの一室・連絡先が携帯電話番号のところは要注意(調べた結果、経営母体がしっかりしていることがわかればOK)
5.倉庫の片付けについてよくある質問
倉庫の片付けについて、よくある質問にお答えします。
Q.倉庫内のどんなものが売れやすいですか?
A.まだ使える家具や家電、美品の事務用品や雑貨類なども売れるでしょう。購入後1年以内のものは買取のチャンスが高くなります。ただし、倉庫内で劣化してしまっているものは買取してもらうのは難しいでしょう。
Q.会社の倉庫をきれいにキープするには?
A.ものの位置を共有する・1年に1度大掃除をする・当番を決めて定期的に点検をする、などの方法がおすすめです。倉庫を鍵付きにして、誰でも勝手にものを出し入れできないようにする方法もあります。
Q.倉庫の中のものを粗大ゴミで捨てる方法は?
A.粗大ゴミの出し方は自治体によって異なりますが、大きな流れは以下のとおりです。
- 自治体のHPや電話で、粗大ゴミ回収の申請をする
- 点数や品目・サイズを伝え、回収日や料金を確認する
- 自治体指定の店舗で粗大ゴミ処理券を購入し不用品に貼っておく
- 回収日になったら不用品を回収場所まで持って行く
Q.倉庫ごと処分したい場合は?
A.プレハブ倉庫などをまるごと処分したい場合は、解体業者などに依頼する必要があります。廃材や不用品も回収してもらいましょう。業者によっては、鉄材などをリサイクル資源として買い取ってもらえることもあります。
Q.倉庫の中身をすべて出すのが不可能なのですが
A.回収業者を利用するなどして、まずは不用品を先に減らしてください。ものが減って、外に出せるくらいの量になってから、また改めて整理を始めるとよいでしょう。一連の作業をまとめて依頼できる場合もあるので、事前に相談してみてください。
まとめ
倉庫の片付け方についてご説明しました。倉庫は、放っておくとどんどんものが増えていってしまい管理しきれなくなるでしょう。ものでごちゃごちゃの倉庫を使い続けるのは大変非効率です。倉庫をきちんと整理して便利に使うためにも、ぜひ今回ご紹介した内容を試してみてください!