発電機を買取してもらう方法を解説!! 高値がつきやすい製品の特長は?
発電機は、アウトドアや非常時に役立つ機器です。「いざというときに備えて持っておきたい」と思う人も多いことでしょう。その一方で、「発電機が不要になったが、まだ使えるので買取してほしい」と思っている人もいると思います。
そこで今回は、発電機の買取事情や中古相場、買取してくれる場所などを紹介しましょう。
この記事を読めば、発電機を売却する際の注意点も分かります。発電機の売却を考えている人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.発電機の中古市場について
はじめに、発電機の使い道やメリット、さらに中古の需要について紹介します。
1-1.発電機を購入するメリット
発電機は、文字どおり電気を起こすことができる装置です。ガソリンやカートリッジボンベのガスを利用して電気を起こします。アウトドアで使えるほか、災害で停電になったときにも役立つでしょう。広く普及しているインバーター発電機は、1,000W以下、1,000~2,000Wのもの、2,000~3,000Wのものがあり、W数が大きいものほど、一度にたくさんの家電を安定して使うことができます。ガソリンが燃料のものは長時間ローコストで運転ができる反面、ガソリンの確保や保管が難しいこともあるでしょう。一方、カートリッジボンベは燃料が扱いやすいのですが、運転できる時間がガソリンよりも短い傾向にあります。
1-2.ホンダやヤマハなどが人気
発電機はいろいろなメーカーが作っていますが、ホンダやヤマハなど車やバイクを作っているメーカーのものが人気です。このほかは、マキタや三菱重工などが発電機のメーカーとしては名が知られています。発電機の価格は、発電できるW数によって異なり、1,000W未満は6万~8万円、1,000~2,000Wが8万~12万円前後、2,000~3,000Wのものが、15万~20万円前後が相場です。
1-3.買取相場は1万円台から
発電機は新しいものや発電数が大きなもの、名の知れたメーカーのものが高値買取される傾向があります。買取相場の平均は、元値の3分の1くらいです。たとえば、元値が10万円台ならば3万円台、6万円台ならば2万円台となります。無名のメーカーだったり、状態が悪かったりしたらもう少し買取価格が下がるでしょう。
2.発電機の買取を依頼する前に確かめておくこと
この項では、発電機の買取を業者に依頼する前に確認しておくチェックポイントを紹介します。
2-1.メーカーや型番、年式
発電機を買取してほしい場合、まずはメーカーと型番を確認してください。それが分かれば製造年や発電力が分かります。説明書がない場合は、メーカーのサイトで確認しましょう。
2-2.状態の確認
発電機の寿命は、3~13年とかなり幅があります。また、ほとんど使っていない場合も経年で部品が劣化し、調子が悪くなっている可能性があるでしょう。作動は問題ないか確認してください。なお、動きに支障がある場合は、買取不可になることもあります。
2-3.付属品の有無
発電機は、新品に近い状態のほうが高値がつきやすくなります。外箱や説明書、付属品などがそろっているかどうか確認してください。
3.発電機を買取してくれる場所
この項では、発電機を買取しているショップや自分で買い手を見つける方法を紹介します。
3-1.リサイクルショップ・専門業者
発電機は、家電を中心に扱うリサイクルショップで買取してくれます。サイトに「発電機買取可」と記載してあったら、大丈夫でしょう。また、発電機を専門に買取・再販をしている業者もあります。インターネットで検索すれば見つかるので、最寄りの業者を探してみてください。買取方法は基本的に対面買取です。自分で店舗に発電機を持ち込んでください。
3-2.ネットオークションやフリマサイト
ネットオークションやフリマサイトを利用すれば、自分で買い手を探すことができます。リサイクルショップで買取が不可だった品も、部品目当てに買い手がつくかもしれません。その代わり、リサイクルショップの査定額より安い値段でしか売れないこともあるでしょう。また、出品する前に送料を確認しておけば安心です。なお、遠方に発電機を送る場合は、必ずガソリンやカートリッジボンベなど燃料を抜いてください。燃料を入れたまま輸送することはできません。出品する際は、メーカー・型番・使用状況・現在の状態などを記入し、多方向から撮影した写真も添付しましょう。
4.発電機の買取に関するよくある質問
この項では、発電機の買取に関する質問を紹介します。
Q.発電機は不要になったらすぐに売却するべきですか?
A.はい。置いておくだけで発電機は劣化していくので、すぐに売却しましょう。
Q.燃料はガソリンとカートリッジボンベとどっちが高値がつきやすいですか?
A.燃料よりも、発電機の状態によって査定額が変わることが多いでしょう。
Q.発電機は大きくて元値が高いものほど中古でも需要がありますか?
A.そんなことはありません。コンパクトなものも一定の需要があります。
Q.発電機は部品だけでも売却できるでしょうか?
A.いいえ。部品だけでの買取はほとんど不可です。部品だけ残っている場合は自治体のゴミ回収のルールに基づいて捨ててください。
Q.発電機本体ならば、宅配便で配送できますか?
A.はい。大丈夫です。必ず燃料は抜いてください。
まとめ
今回は、発電機の中古需要や買取してもらう方法を紹介しました。一般的なリサイクルショップでは、発電機は買取不可のところもあります。家電専門のリサイクルショップや、発電機専用のリサイクル業者がおすすめです。