落ち着く部屋の作り方は? スッキリ片付くポイントやコツを解説!
落ち着く部屋の作り方を知りたいと思いませんか? 部屋が落ち着くと、気持ちが和んでリラックスできますよね。何か嫌なことがあっても、部屋で過ごすだけでリフレッシュできるのもいい点です。しかし、落ち着く部屋にするためにはどんな点に気をつければいいのでしょうか。
そこで今回は、落ち着く部屋の作り方を詳しく解説します。
この記事を読むことで、落ち着く部屋を作るコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.落ち着く部屋ってどんな部屋?
最初に、落ち着く部屋にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。
1-1.掃除が行き届いている
落ち着く部屋は、いつも掃除が行き届いています。ゴミが散らかっていたりホコリが舞っていたりすることはありません。清潔な空間に身を置くと、すがすがしい気持ちになったり何でも前向きに考えられたりします。清潔な部屋や病気になる心配も少ないので、安心して過ごせるのも特徴です。
1-2.整理整頓ができている
整理整頓ができていて、片付いている部屋も落ち着くものです。ものがゴチャゴチャしている部屋では、無意識に多くの情報が目に入るため落ち着きません。収納の許容量以上のものが置いてあったり適切な位置に置かれていなかったりするのでは、雑念がわきやすいのです。整理整頓されていると、必要なものがすぐに見つかりイライラすることもないでしょう。
1-3.ゆったりとくつろぐことができる
ゆったりとくつろげる空間であることも大切です。手足を伸ばして過ごす余裕があったり、移動が自由にできたりすることで、余計なストレスをため込まずに済みます。ベッドやソファーなど、長時間リラックスしながら過ごす場所が快適でスッキリとしていることが大切です。
1-4.自分の好きな家具やものがある
部屋に自分の好きな家具やものがあることも、落ち着く部屋作りに欠かすことができません。大好きなものに囲まれているだけで心が安らぎ、落ち着く人もいます。まずは、自分の好みの家具やものをそろえてみるといいでしょう。ただし、きちんと整理し、ものを置きすぎないようにしてください。
2.落ち着く部屋を作るための基本ルール
落ち着く部屋を作るために必要なルールを確認しましょう。
2-1.自分が落ち着くために必要なことを考える
落ち着く部屋を作るためには、自分にとって何が必要なのか考えてみることが大切です。そのためにも、部屋のコンセプトやテイストの中から、テーマを決めるといいでしょう。たとえば、ナチュラル派かモダン派かによっても、部屋作りに必要なものやテイストが異なります。まずは、理想の部屋について具体的に書き出してみましょう。インテリア雑誌やインターネットで情報を集めてみるのもおすすめです。
2-2.不用品を減らすことが大切
不用品が多い部屋は、落ち着くことができません。不用品を処分して部屋の中のものを減らしましょう。たとえば、以下のようなものは不用品です。
- 壊れた家電
- 使わない食器類
- サイズや趣味が合わなくなった洋服
- 読まなくなった本や鑑賞しなくなったDVD
- 趣味が合わなくなった雑貨
そのほかにも、1年以上使わず今後も使う予定がないものは思いきって処分しましょう。ものが少なくなれば、スッキリして快適な空間になります。
2-3.ものの定位置を決めて収納する
ものが散らかりやすい人は、適当な位置に収納していることが原因です。ものは、定位置を決めて収納し、使ったら元の場所に戻す習慣をつけましょう。ものが散らかったりなくなったりすることもなく、常に片付いた部屋を維持できます。収納場所は、ものが使いやすい位置にしましょう。文房具はデスク周辺・食器類は食器棚、というように使い道に合った場所を選ぶことで使いやすく散らかりにくくなります。
2-4.掃除をこまめに行う
掃除をこまめに行って、清潔な空間に保つことも大切です。ゴミやホコリがない部屋は、居心地がよくなります。空気がさわやかな部屋にいるとすがすがしい気分になるので、長時間くつろいでいたいと思うことでしょう。掃除を簡単にするためにも、不用品の処分と収納の見直しを併せて行ってください。
3.落ち着く部屋に適した家具とインテリア
落ち着く部屋にするためには、家具やインテリアの選び方も重要なポイントです。
3-1.目的に合った家具やインテリアを選ぼう
落ち着く部屋作りをするには、目的に合った家具やインテリアを選びましょう。リビングには、ソファーやラグなどリラックスできるものが必要です。勉強部屋や書斎には、機能的なデスクやチェアーを用意しましょう。部屋ごとの目的に合った家具やインテリアがそろっていれば、落ち着いて過ごしやすくなります。
3-2.家具の配置やレイアウトを見直す
家具の配置やレイアウトを見直すことで、落ち着く部屋になります。家具はなるべく壁に沿って配置し、同じ高さのものが並ぶようにするといいでしょう。安定感が増して、落ち着きます。また、家具の上にものを置かないことも大切です。場合によっては、家具の買い替えや処分も検討しましょう。
3-3.落ち着く色使いに統一する
部屋の色使いも大切なポイントです。メインカラーを決めるときは、以下を参考にするといいでしょう。
- ベージュ系:心が穏やかになり安らぐ色で、部屋を明るく見せる効果もある
- ブラウン系:リラックス効果があり、精神を安定させる色
- ブルー系:鎮静作用を持つ色で、勉強部屋や書斎におすすめ
- グリーン系:ストレスを緩和してくれる色で、リビングなどにおすすめ
濃い色を多用すると部屋が暗くなりやすいため、明るめの色を多めにし、濃い色やほかの色をアクセントとして少量使うといいでしょう。
3-4.メインカラーをカーテンやラグに使う
カーテンやラグは面積が広いため、部屋の印象に大きく影響を与えます。メインカラーをカーテンやラグに使えば、簡単に落ち着いた雰囲気を出すことができるでしょう。カーテンのデザインは、大きな柄を避けてください。ラグも、落ち着きを重視するのなら、奇抜なデザインや配色のものは避けたほうがいいでしょう。
4.もっと落ち着く部屋にするための方法
もっと落ち着く部屋にするためのアイデアや方法を見ていきましょう。
4-1.間接照明を利用する
照明を工夫すると、より落ち着いた部屋を演出できます。夜は、間接照明だけで過ごすのもいいでしょう。ムードが高まり、落ち着いて過ごすことができます。たとえば、ベッドやソファーの横など、楽な姿勢で過ごす場所に間接照明を取り入れるとリラックスしやすいでしょう。ランプやスタンドライトなど、インテリアショップなどで好みのものを探してみてください。
4-2.観葉植物を置いてみる
観賞植物を置いてみるのもおすすめの方法です。グリーンの色が安らぎを与えてくれるだけでなく、空気をキレイにする効果も期待できます。部屋が広いなら背の高いもの・置き場所に余裕がないのなら小型の鉢植えを検討してみるといいでしょう。観葉植物がひとつあるだけでも、随分と部屋の印象が和らぐことが分かるはずです。
4-3.音楽やアロマを取り入れる
お気に入りの音楽を流したり、アロマを取り入れたりしてみるのもいいでしょう。好きな音や香りに囲まれるとリラックス効果が期待でき、落ち着きます。ただし、音楽を流すときは音量を大きくしすぎないようにしましょう。また、アロマも香りが強すぎると交感神経を刺激して逆効果になるので注意してください。
5.落ち着く部屋の作り方に関するよくある質問
最後に、落ち着く部屋の作り方に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.雑誌でおすすめしていた色使いにしても落ち着かないのですが?
A.人によって落ち着く色合いが異なることが理由でしょう。また、雑誌で使われているインテリアと実際のインテリアが異なるので、まったく同じに再現することはできません。あくまでも参考にし、自分が落ち着く色使いを探してみてください。
Q.落ち着く部屋作りに向く本棚の特徴は?
A.ロータイプの本棚です。重心が低くて安定していることから、安心して使うことができます。反対に、背が高い本棚は無意識に倒れることを心配したり視界に入って邪魔になったりするなど落ち着きません。
Q.趣味のコレクションで部屋がいっぱいなのですが?
A.まずは、整理整頓をしてみてください。趣味のコレクションでも、部屋にあふれている状態では落ち着かず、日常生活に支障が出ます。処分する予定がないのなら、レンタルスペースを借りることも考えてみるといいでしょう。
Q.日当たりが悪い部屋は落ち着かない?
A.日当たりが悪いと昼間でも薄暗いため、照明をつけて生活することになりますが、人によっては落ち着くと感じることもあるでしょう。しかし、気分が滅入(めい)ってネガティブな考えになるという人もいます。また、湿気がこもりやすくカビや雑菌が繁殖しやすいことからもおすすめしません。
Q.落ち着く部屋作りでありがちな失敗は?
A.目的・好みに合わない家具やインテリアをそろえてしまうことです。ほかの人にベストなコーディネートが自分に合うとも限りません。必ず、どんな目的で・どんな部屋にしたいかを明確にしてから、部屋作りをしていきましょう。
まとめ
今回は、落ち着く部屋の作り方について詳しく解説しました。落ち着く部屋は、心身がリフレッシュでき、気持ちが前向きになるなどメリットがたくさんあります。まずは、現状の部屋を見直し、改善できるところから手をつけていきましょう。部屋が落ち着かないという人の多くは、物量が多すぎる傾向があります。不用品を処分して、スッキリさせると随分違うものです。その後、家具の選び方や配置・色使いなどもいろいろと考えて、好みを取り入れながら部屋作りをしていきましょう。落ち着く部屋作りが完了したら、こまめな掃除と整理整頓を心がけて、常に快適な空間となるようにしてください。