キャンプ道具の収納まとめ テントやシュラフを賢く片付けるポイント

楽しいキャンプの後はテントやシュラフなど道具の片付けが面倒なものです。体積の大きいキャンプ道具は、どのように収納したらよいか悩んでしまう方も多いでしょう。適当にキャンプ道具を収納してしまうと劣化や寿命が縮まる原因にもなってしまいます。

そこで今回は、キャンプ道具の収納のコツや、トランクルームに預けるポイントなどをご説明しましょう。

  1. キャンプ道具とは?
  2. キャンプ道具の収納方法
  3. キャンプ道具はトランクルームに預けるのもあり?
  4. キャンプ用品の収納についてよくある質問

正しい収納方法を知っていれば、キャンプに出かけやすくなるでしょう。ぜひ最後まで読んでみてください。

 

1.キャンプ道具とは?

キャンプ道具と一ひと口にいっても、さまざまな種類のものがあります。それぞれ見ていきましょう。

1-1.テント

キャンプ道具といえばなんといってもテントでしょう。体積が大きく収納が難しいものです。5万~10万円するものなので、一度保有すればキャンプに行く機会も自然と増えるでしょう。

1-2.ファイアグリル

バーベキューをするためのグリルです。サイズはさまざまですが、カセットコンロ大のものから、大人4人で囲めるくらいの大きいものまであります。日帰りのキャンプやバーベキューでも使うものなので、持っている方も多いのではないでしょうか。

1-3.クーラーボックス

クーラーボックスは、飲み物や食材を冷却・運搬するのに欠かせません。キャンプ以外にも、バーベキューや釣りなど用途が広いため便利な道具といえます。

1-4.寝袋(シュラフ)

泊まりがけのキャンプでは、テント同様に欠かせないものです。未使用ときはたたんで収納できますが、意外に体積があって収納がやっかいでしょう。また、家族の人数分あることも、収納が困難な一因といえます。

1-5.テーブル・チェアなど

自前のテーブルやチェアがあるとキャンプも一段と楽しくなるでしょう。キャンプに持っていくのはもちろんのこと、庭でも気軽に使えるので使用頻度が高い方も多いかもしれません。

2.キャンプ道具の収納方法

次に、キャンプ道具の収納方法やコツについてご説明します。

2-1.体積の大きいものはラックにそのまま収納

テント・テーブルなどは、ラックにそのまま入れましょう。上部なスチールラックがおすすめです。スチールラックなら、お手持ちのテントやテーブルがぴったり入るサイズに高さを調整することもできます。

2-2.重いものは下のほうへ

重量があるキャンプ用品はなるべく下のほうに置きましょう。上に置くと出し入れが面倒なだけでなく、落下や転倒など思わぬ事故の危険性もあります。

2-3.なるべくまとめて収納する

キャンプ用品は、家の中でひとつのエリアにまとめて収納しましょう。テントはあっち、寝袋はこっち、というように、わけて置いてしまうと準備や片付けが大変面倒になります。家の中で、キャンプ専用エリアを設けるとよいでしょう。また、キャンプ用品を置くエリアを決めたら、そこからはみださないようにすることで、ものが増えすぎないように管理できるというメリットもあります。

2-4.車への収納は燃費も考えて

キャンプ用品を車に積みっぱなしにしている方もいますが、重量が多い分、燃費が悪くなるためエコはありません。必要なときだけ車に積むようにしましょう。

2-5.透明コンテナが便利

キャンプ用品の収納にはスタックできるコンテナが便利です。使うときも運搬のときも積み重ねることができ、扱いやすいでしょう。透明なら中に何が入っているか一目瞭然です。

3.キャンプ道具はトランクルームに預けるのもあり?

次に、キャンプ道具をトランクルームに預ける方法やメリットをご説明します。

3-1.トランクルームは月額制の倉庫

トランクルームとは、月額制で使える倉庫のようなものです。キャンプ用品のように「使用頻度は低いけど必ず使うもの」「体積が大きいもの」「屋外で使うもの」を入れておくのに適しています。最近では自宅に物置がない方も多いため、仮の物置として使っても便利でしょう。

3-2.月額制の使用料金とキャンプ用品の定価を検討する

トランクルームを利用する際は、キャンプ用品の定価と使用頻度を、月額料金と計算してみましょう。使用頻度によっては、レンタルしたりその都度買ったりしたほうが安くなる場合もあります。年に数回必ずキャンプに行くという方や、庭で定期的にバーベキューをする方には向いているでしょう。

3-3.車で倉庫内に入れる施設もあり

車で施設内に入り、トランクルームからキャンプ用品を出して車へ搬入し、その足でキャンプに向かうこともできます。24時間365日取り出しできるところなら、早朝の出発や夜遅くの帰宅でも安心して使えるでしょう。

3-4.屋内のトランクルームなら劣化の心配がない

トランクルームの中には、屋内と屋外のものがあります。テントや寝袋などビニールの劣化が気になるものは屋内のトランクルームがおすすめです。屋内トランクルームは空調・除湿管理などもしっかりしています。

4.キャンプ用品の収納についてよくある質問

次に、キャンプ用品の収納について、よくある質問にお答えします。

Q.キャンプ用品の収納の注意点は?
A.湿気がこもる場所・高温になりやすい場所・直射日光があたる場所はさけたほうがよいでしょう。風通しのいい日影がおすすめです。

Q.トランクルームの料金はどのくらいかかるの?
A.地域や会社にもよりますが、1畳1.5万円くらいで利用できます。ラックを搬入して高さをいかせば、より有効にスペースを使えるでしょう。

Q.キャンプ用品を長持ちさせるには?
A.使用した後はきちんと洗って水気を完全に乾かしてから収納しましょう。湿気がこもりやすい場合は、定期的に乾燥材を入れるなどの対処もあります。

Q.クーラーボックスのにおいがとれません
A.使用したらすぐに洗うことを心がけましょう。においが付着してしまった場合は、洗剤を弱い順にためしてみてください。中性洗剤(食器洗剤など)で落ちなければ重曹、重曹で落ちなければ漂白剤を薄めたものを利用しましょう。洗剤は水拭きして完全に落とします。

Q.キャンプ用品のカビ予防は?
A.水気だけでなく、食べこぼし・飲みこぼしもカビの原因になってしまいます。使い終わったらしっかり洗浄し、落とせるかぎり汚れを落としましょう。

まとめ

キャンプ道具の収納についてご説明しました。少しのポイントに気を付けることで、キャンプ道具を長持ちさせたり、次に気持ちよく使うことができます。安くはないキャンプ用品ですので、正しい収納方法で保管し、使うときには思い切り楽しみましょう!