銅線を買取してもらう方法を知りたい! 一番高く売るコツを教えます!
銅線を買取してもらう方法をお探しでしょうか? 不要になった銅線でも、なるべく高く買取してもらいたいですよね。しかし、どんなところで買取してもらえるのか、買取相場はいくらぐらいかなど、よく分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、銅線の買取について詳しく解説します。
この記事を読むことで、銅線を高く買取してもらうコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.銅線は買取してもらえる?
最初に、銅線が買取してもらえる理由や中古需要について見ていきましょう。
1-1.銅線とはどんなもの?
銅線とは、銅で作られた針金のことです。たとえば、以下のようなものに使われています。
- 電線
- 工場配線
- 延長コード
- 電化製品
銅線は、状態により3種類に分けることができます。
- ピカ銅:1号銅線・劣化や不純物がない上質なもの
- 並銅:2号銅線・表面に酸化や焼けなど多少の劣化がある
- 込銅:混銅・劣化が進んでいたり不純物があったりする
1-2.銅線は100%リサイクル可能で需要が高い
銅線の中古需要が高いのは、銅線が100%リサイクル可能な金属だからです。また、銅は加工しやすいだけでなく、防水性や防食性が高いため、再資源化することでさまざまな用途に使うことができます。そのため、常に中古需要が高く、不要になった銅線の買取が盛んに行われているのです。
2.買取人気が高い銅線の条件は?
銅線でも特に買取人気が高いものや買取価格相場について見ていきましょう。
2-1.人気の銅線のブランドや種類は?
銅線の買取人気が高いブランドには、以下ようなところがあります。
- トーワテック
- インターワイヤード
- サンエツ金属
- 丸菱金属
- 新井金属
また、銅線は純度が高いものほど人気です。たとえば、並銅よりもピカ銅のほうが純度が高く、中古市場でも活発に引き合いがあります。
2-2.買取価格相場は1kg420~620円程度
銅線の買取価格相場は、以下を参考にしてください。ピカ銅・並銅・込銅の単価が異なります
- ピカ銅:約505~620円/1kg
- 並銅:約460~540円/1kg
- 込銅:約420~530円/1kg
3.銅線を売る前に確認しておくこと
銅線を売る前に、買取対象外のものや高価買取のコツを確認しておきましょう。
3-1.銅の含有率が極端に低いものなどは買取対象外
以下のような動線は、買取不可となるでしょう。ただし、品質については業者によって買取基準が異なるため、状態が悪いものでも査定を依頼してみることをおすすめします。
- 不純物が多く銅の含有率が極端に低い
- 劣化がひどすぎる
- 依頼者以外に所有権がある
- 盗品の疑いがある
3-2.量をまとめて売ることなどが高価買取のコツ
銅線を高価買取してもらうには、以下を参考にしてください。
- なるべく量をまとめる
- できるだけ不純物を取り除いておく
- 金・銀・プラチナなどと同時に買取してもらう
- バッカン(鉄箱)やフレコンのまま買取に出す
3-3.複数の業者に査定を依頼して比較する
銅線を買取してもらうときは、複数の業者に査定を依頼して比較することをおすすめします。業者によって同じ条件でも買取金額に差が出るからです。実際には、買取金額の違いだけでなく、スタッフの対応のよさや迅速さもチェックしましょう。また、査定結果に不明な点があるときは、必ず確認しておくことも忘れないでください。
4.銅線の買取先でおすすめのところ
銅線の買取先でおすすめのところを詳しく解説します。
4-1.非鉄金属買取専門業者に依頼する
不要になった銅線は、非鉄金属買取専門業者に買取してもらうことが可能です。非鉄金属買取専門業者では、銅線を買取して再資源化しています。銅線の専門知識が豊富で取り扱い種類が多く、適正な査定が期待できるのがメリットです。また、大量にある場合でも、買取してもらえるでしょう。ただし、信頼できる業者を選んで依頼することが大切です。悪質な業者に依頼すると、何かと理由をつけて安い金額を提示されたり、回収後の銅線を不法廃棄されたりすることもあります。
4-2.リサイクルショップは買取してくれるところが少ない
リサイクルショップは、銅線を買取してくれるところは少ないでしょう。特に、中古家電や家具などが主な取扱商品となる業者では、買取不可となる可能性が高くなります。また、買取可能な場合であっても店頭持ち込みだけに対応可能など、手間がかかることも多い上に買取単価が低いことが多いでしょう。
4-3.ネットオークションやフリマサイトは業者の出品が多い
銅線は、ネットオークションやフリマサイトを利用して売ることもできます。ただし、業者による出品がほとんどで、出品数も少ないのが現状です。また、取引状況も活発とは言えません。ネットオークションやフリマサイトは気軽に出品できるものの、なかなか落札されない・支払い遅延やクレームのリスクもあります。銅線を売る方法としては、おすすめしません。
5.銅線の買取に関するよくある質問
最後に、銅線の買取に関するよくある質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.買取不可になった銅線の処分はどうすればいい?
A.不用品回収業者に依頼して処分してもらうことができます。まずは、銅線の種類・重量などと回収希望の日時・場所などを業者に連絡し、見積もりをもらいましょう。ただし、銅線の処分を依頼するには、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者であることを確認してください。
Q.銅線をこん包するときの注意点は?
A.以下を参考にしてください。
- 長い銅線は巻いておき、端が飛び出さないようにビニールテープなどで固定しておく
- 一回り以上大きなダンボール箱の底に緩衝材を入れ、銅線を入れる
- ダンボール箱と銅線のすき間を緩衝材で埋めて固定する
- 銅線を覆うように緩衝材を入れたらダンボール箱をガムテープで閉じる
Q.被覆材の処分方法は?
A.銅線の被覆材だけ処分したい場合は、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者に処分してもらうといいでしょう。少量の被覆材だけだと回収費用が割高になるため、そのほかの不用品も同時に回収・買取してもらうことをおすすめします。
Q.銅線の買取を貴金属店に依頼することはできる?
A.できません。銅は貴金属ではないため、貴金属店では取り扱っていないからです。
Q.銅の相場が高いときに売ればいい?
A.確かに、銅の相場が高いときに売ることが理想です。しかし、いつ相場が高騰・下落するか分かりません。銅線が不要になった時点で売ることをおすすめします。
まとめ
今回は、銅線の買取について詳しく解説しました。銅線は、リサイクル価値が高いことから、安定した中古需要があります。不要な銅線を買取してもらうには、非鉄金属買取専門業者や不用品回収業者に依頼すると、希望日時・場所で回収してもらえるので便利です。なるべく高く買取してもらうためには、不純物を取り除く・量をまとめておくことなどを心がけましょう。