洗濯機の買い替えタイミングは? 処分方法や選び方も紹介!

「洗濯機の買い替えを検討すべきタイミングがわからない」「洗濯機の平均寿命はどのくらいなのか?」とお悩みではありませんか? 洗濯機は生活必需品なので突然壊れて使えなくなると大変不便です。そのため、寿命が近づくと現れることが多い症状などを知っておいたほうがよいでしょう。

この記事では、洗濯機を買い替える目安や不要になった洗濯機の処分方法などをご紹介します。

  1. 洗濯機の寿命が近づくとどのような症状が現れるのか?
  2. 洗濯機の寿命を紹介
  3. 洗濯機を買い替える目安は?
  4. 不要になった洗濯機の処分方法
  5. 新しい洗濯機を選ぶ3つのポイント
  6. 洗濯機の買い替えに関するよくある質問

この記事を読むことで、洗濯機を処分する際の注意点や、修理か買い替えかで迷ったときの判断基準などがわかるはずです。ぜひ参考にしてください。

 

1.洗濯機の寿命が近づくとどのような症状が現れるのか?

まずは、洗濯機の寿命が近いときに現れる症状についてご紹介しましょう。

1-1.途中で止まる

洗濯機が作動中に停止してしまうことが頻繁に起こるようなら要注意です。まずは表示されているエラーを確認し、何が原因で停止したのか調べてみましょう。洗濯物の入れ過ぎや偏りが原因で止まることもあるため、まずはそういったことが原因になっていないかを確認してください。特に異常がないのに何度もエラーが表示されて運転が止まるようなら、寿命が近い可能性があります。

1-2.異音や異臭がする

洗濯中に今までしなかった異音がするようになったら、モーターのトラブルなどが考えられます。いつ電源が入らなくなってもおかしくないため、早めに修理や買い替えを検討したほうがよいでしょう。異臭が気になるときは、洗濯機の内部にカビが発生している可能性があります。洗濯槽クリーナーを使って掃除しても改善されないようなら、買い替えも視野に入れるべきです。

1-3.排水の流れが悪い

「排水の流れが悪くなった」と感じるときは、排水ホースや排水管に髪の毛や糸くずなどがたまっていないか確認してみましょう。詰まりを取り除いても改善されない場合は、洗濯機の排水弁が故障している可能性があります。修理を依頼しても対応が難しいようなら、買い替えを検討したほうがよいでしょう。

2.洗濯機の寿命を紹介

買い替えタイミングを見極めるために、洗濯機の寿命について確認しておきましょう。

2-1.平均寿命は6~8年

洗濯機の平均寿命は6~8年といわれています。ただし、洗濯機のタイプや洗濯の頻度・お手入れの仕方などによって差があるので注意が必要です。寿命が近づいてくると上記でご紹介したような症状が現れやすくなりますが、何の前兆もなく突然故障することもあります。そのときになって慌てることのないよう、平均寿命が近い洗濯機は買い替えについて考えておいたほうがよいでしょう。

2-2.メーカーの部品保有期間は生産終了から6年

メーカーの部品保有期間は洗濯機の生産終了から6年と定められています。つまり、生産終了から6年以上経過した洗濯機は、故障しても部品を入手できないので修理するのが難しくなるのです。そのため、6年を目安にして修理か買い替えかを判断する人も少なくありません。

3.洗濯機を買い替える目安は?

洗濯機を買い替える目安にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

3-1.修理より買い替えのほうが安く済む場合

修理か買い替えかで迷ったときは、メーカーの保証期間内かどうかを確認しましょう。保証期間内であれば修理したほうがお得ですが、保証期間を過ぎていれば買い替えのほうが安く済む可能性もあります。特に、購入から6~7年経過している洗濯機は修理してもまたすぐ故障するリスクが高いため、買い替えを検討したほうがよいでしょう。

3-2.おすすめの買い替え時期がきたら

洗濯機には安く購入できる時期があるため、そのタイミングがきたときを買い替え時期の目安にするのもおすすめです。洗濯機は、新製品が発売される直前に現行モデルが安くなります。縦型洗濯機だと5~6月、ドラム式は7~9月に新製品が発売されることが多いため、チェックしておくとよいでしょう。

3-3.ほしい洗濯機が見つかったとき

最近はさまざまな機能が搭載された洗濯機が次々に発売されています。今使っている洗濯機がまだ壊れていなくても、新しい機能がほしくなることもあるでしょう。そのときも買い替えタイミングの一つです。

4.不要になった洗濯機の処分方法

買い替えで不要になった洗濯機の処分方法には、以下のようなものがあります。

4-1.家電量販店に引き取りを依頼する

洗濯機は家電リサイクル法の対象品目なので家電量販店には引き取りの義務があります。新しい洗濯機を購入する家電量販店に依頼して古い洗濯機を回収してもらいましょう。その際、リサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があるので金額を事前に確認してください。新しい洗濯機を自宅に搬入してもらう際に、古い洗濯機を搬出してもらいます。

4-2.自分で指定引取場所へ持ち込む

自分で指定引取場所へ持ち込めば収集運搬料金はかかりません。この場合は事前に郵便局でリサイクル料金を支払います。事前に持ち込み日時を確認する必要があるため、最寄りの指定引取場所に問い合わせてみるとよいでしょう。

4-3.不用品回収業者に依頼する

洗濯機以外にも不用品が大量にある場合は、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。洗濯機など大型なものが多数あるようなら出張回収を利用するとよいでしょう。希望の日時に自宅まで回収に来てもらえます。また、不用品の買取を同時に行っている業者も多いのでチェックしてみてください。状態のよいものは買取・状態の悪いものは回収という形で引き取ってもらえるので確実に処分可能です。

5.新しい洗濯機を選ぶ3つのポイント

新しい洗濯機を選ぶ際のポイントには、どのようなものがあるのでしょうか。

5-1.容量は適切か

まず、洗濯機の容量は自分の家庭に合ったものを選びましょう。1人当たりの1日の洗濯物量は約1.5kgが目安なので4人家族で毎日洗濯するのであれば6kgの容量が必要です。ライフスタイルによってはもっと容量の多い洗濯機が必要になることもあるため、慎重に検討してみることをおすすめします。

5-2.ドラム式か縦型か

洗濯機にはドラム式と縦型があるため、どちらが自分に合っているか考えてみましょう。ドラム式洗濯機のほうが本体価格は高額ですが、節水・節電効果が高いことや乾燥が得意なことなどのメリットがあります。一方の縦型洗濯機は水量が多く汚れがしっかり落ちるのが特徴ですが、乾燥時にしわになりやすいのがデメリットです。どちらを選ぶべきなのか、しっかり比較してみてください。

5-3.ほしい機能が付いているか

洗濯機に搭載されている機能を重視して選ぶことも大切です。洗濯物を干す時間を短縮したいのであれば乾燥機能が付いた洗濯機、洗濯の際の手間を少なくしたいなら洗剤・柔軟剤自動投入機能が付いた洗濯機をおすすめします。そのほかにも、洗濯槽の裏側を掃除してくれる機能や、省エネ性にすぐれた洗濯機なども人気です。

6.洗濯機の買い替えに関するよくある質問

「洗濯機を買い替えたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.脱水のときだけ異音がするのですが、寿命が近いのでしょうか?
A.異音がするのが脱水のときだけであれば、洗濯物の詰め込み過ぎなどによって洗濯機の重心バランスが崩れていることが原因の可能性があります。洗濯物の量や入れ方を調整してみてください。

Q.洗濯機の寿命を延ばすコツは何でしょうか?
A.洗濯物を入れすぎないこと・洗剤を入れすぎないこと・使用していないときは給水口の元栓を閉めることが寿命を延ばすコツです。

Q.買取対象になるのはどのような洗濯機でしょうか?
A.製造から5~7年以内で動作に異常がなく、有名メーカーの洗濯機であれば買取対象になる可能性があります。

Q.優良な不用品回収業者を選ぶためのポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・廃棄物収集運搬業や古物商の許可を受けているか・無料見積もりを受け付けているかなどをチェックするとよいでしょう。

Q.洗濯機を購入する際は値下げ交渉が可能ですか?
A.交渉しだいでは値下げしてもらうことが可能でしょう。新モデルの発売前後やセール時期は特に交渉がまとまりやすいタイミングといえます。

まとめ

洗濯機を買い替える目安や不要になった洗濯機の処分方法などを詳しくご紹介しました。