
IHクッキングヒーターが寿命で交換に! 取り付けたまま処分する方法
オール電化住宅が増え、たくさんの家庭がIHクッキングヒーターを導入するようになりました。火災の危険が少なく、火加減の調整もしやすいとあり、使いやすいと好評です。しかし、IHクッキングヒーターも電化製品ゆえ、劣化とともに交換や処分が必要となります。ビルトインタイプのIHクッキングヒーターが多いため、取り付けや交換にかんする疑問は、自然と湧いてくるものです。
長年使っている方は寿命なども心配になりますよね。また、新機能を求めて交換を検討する場合は、今使っているものをリサイクルや下取りに出すことはできないかと考えることでしょう。今回は、IHクッキングヒーターの処分やリサイクルについてご紹介します。
- IHクッキングヒーターを処分したい場合
- IHクッキングヒーターの処分を自分でする場合
- 不用品回収業者にIHクッキングヒーターの処分を依頼する場合
- IHクッキングヒーターのリセールやリサイクルについて
- IHクッキングヒーターの処分やリサイクルでよくある質問
IHクッキングヒーターがまだ使えるものであれば、捨てるのは惜しいと感じるものです。リサイクルのコツを知ることで、処分に余計な費用をかけずに済みます。IHクッキングヒーターの需要は高まっているため、使えるものはうまく再利用していきましょう。
1.IHクッキングヒーターを処分したい場合
IHクッキングヒーターを廃棄するとなった場合、ごみの分別やルールにかんする疑問が出てきます。ごみは正しく捨てることが重要です。まずは、IHクッキングヒーターの廃棄にかんする基礎知識からご紹介します。
1-1.IHクッキングヒーターとは?
IHクッキングヒーターは、ガラス天板の下に電磁誘導加熱装置を搭載し、ガスバーナーの代わりとなって調理をする器具です。電磁コイルが加熱し、熱を伝える仕組みとなっています。IHクッキングヒーターを使う場合、調理器具も専用のものが必要です。熱伝導がしやすいように設計された鍋底になっており、土鍋などはIHクッキングヒーターには使えません。
1-2.IHクッキングヒーターの種類
IHクッキングヒーターの分類は、大きくわけて2つです。システムキッチンと一体型となっているビルトインタイプと、シンクの上に設置する据え置きタイプとなっており、サイズも小さなものから3〜4口ある大きなものまで、幅広いラインナップがあります。
1-3.IHクッキングヒーターの寿命について
IHクッキングヒーターの平均寿命は、10年前後とされています。メーカーで修理部品を保有し、修理対応が可能な年数が製造停止から8年とされているため、8年を目安に交換を考える方も多いものです。平均寿命を迎える前でも、ガラス天板にひび割れが生じ、使えなくなったという事例もあります。電化製品であるため、電気系統の異常が続き、買い替えとなるケースもあるでしょう。平均寿命は目安ですから、異常のサインが続発するようになったら、火災や事故のリスクも踏まえ、無理に使い続けるのは危険です。
1-4.IHクッキングヒーターは何ごみか?
自治体の規定により、IHクッキングヒーターの処分時にどう分別するかは異なります。お住まいの地域に確認をしましょう。サイズが小さいものは燃えないごみ、サイズが大きいものは粗大ごみとなる場合が多いものです。
1-5.IHクッキングヒーターの取り外しについて
IHクッキングヒーターを処分するときは、取り外しが必要となります。据え置きタイプの取り外しはとても簡単で、設置しているシンクから接続部分を外して完了です。ビルトインタイプは素人では難しい場合があります。設置や交換を請け負う業者に依頼したほうが、きれいに取り外しができるでしょう。処分や交換時に取り外しを同時依頼する方法もあります。
1-6.IHクッキングヒーターを処分するときの注意点
IHクッキングヒーターを処分するときは、自治体のルールを必ず確認することが大切です。間違った分別は、回収されずに残されてしまい、周囲への迷惑行為となります。不法投棄として問題視されることが多いものです。ビルトインタイプは特に大きいため、粗大ごみかどうかの事前確認を怠らないよう、十分配慮しましょう。
2.IHクッキングヒーターの処分を自分でする場合
前述したとおり、IHクッキングヒーターの処分は自治体でも受け付けています。自分で処分する場合の捨て方について覚えておきましょう。
2-1.自治体の回収でIHクッキングヒーターを処分する
2-1-1.自治体で回収できるもの・できないもの
自治体の処分方法は、おおむねサイズで区分されています。ごみ袋に入るようなら燃えないごみとなり、規定サイズを超えたものは粗大ごみとなることがほとんどです。ガラス天板が粉々に粉砕しているといった異常がある場合は、受け付けてもらえない可能性があります。きちんと梱包(こんぽう)して保護することが必要です。また、分別が誤っていると、ごみ指定日に出しても回収されません。
2-1-2.自治体でIHクッキングヒーターを処分するメリット・デメリット
自治体の粗大ごみは料金が安く設定されているため、出費が抑えられるメリットがあります。燃えないごみなら、自治体指定のごみ袋代金だけです。とても安くて便利なシステムである反面、粗大ごみとなった場合は申し込みが必要で、捨てられる日を自分で決めることができないデメリットがあります。費用負担は軽いけれど、急いで捨てたい方にとっては面倒と感じる場合もあるでしょう。
2-1-3.自治体のIHクッキングヒーター回収方法
据え置きタイプの小さいものは、燃えないごみの日に袋へ入れて出すだけです。しかし、自治体により規定が違うため、粗大ごみとしている場合はルールに従ってください。
ビルトインタイプは粗大ごみとなる自治体が多く、事前に申し込みをしなければなりません。粗大ごみ受け付けセンターへ連絡し、排出可能日と指定場所を聞いておきましょう。インターネット経由でも申し込みができます。粗大ごみは、処理券の購入が必要です。自治体ごとに料金は異なりますが、1000円に満たない料金を設定していることが多いでしょう。
2-2.メーカーや販売店を経由してIHクッキングヒーターを回収・下取りしてもらう
2-2-1.メーカーや販売店に回収や下取りをしてもらうことはできるのか?
メーカーや販売店は、処分だけでは受け付けてもらえないケースがあります。同一メーカーでの買い替えや、販売店での購入が条件となり、処分だけという方はほかの方法を考えなければなりません。
2-2-2.メーカーや販売店に回収や下取りを依頼する方法
新規購入時に、処分したいIHクッキングヒーターがある旨を伝えてください。メーカーと販売店のどちらも、下取りは積極的にしていません。販売店独自に、購入が条件で割引やポイント還元といったシステムを導入していることがあります。しかし、一部の店舗に限定される場合もあるでしょう。
2-3.IHクッキングヒーターの処分を自分でする場合の注意点
自分でIHクッキングヒーターを処分するのは大変だと感じる方もいるでしょう。ビルトインタイプでは、運搬や取り外しなど面倒も多いものです。買い替えで交換する場合は、設置を業者に依頼して取り付けてもらう際に、処分を申し出ると楽に終えることができます。
3.不用品回収業者にIHクッキングヒーターの処分を依頼する場合
IHクッキングヒーターからガスコンロに戻す方も、少なからずいます。処分だけをしたいというニーズもあるため、販売店やメーカーを利用できない事例もあるでしょう。不用品回収業者は処分や買い取りといったニーズにも対応しています。
3-1.不用品回収業者にIHクッキングヒーターの処分を依頼するメリット・デメリット
不用品回収業者に依頼するメリットは、家の中にある不用なものも同時処分できることです。設置したままで、取り外しも依頼でき、引き取ってもらえます。依頼者も手間をかけることなく、迅速に処分できるでしょう。
デメリットとなるのは、自治体の粗大ごみより費用がかかることです。しかし、粗大ごみは排出日が指定されてしまうため、すぐに処分ができません。費用対効果を考えるなら、不用品回収業者は大変便利な方法となるでしょう。
3-2.不用品回収業者ならIHクッキングヒーターの買い取りができるかも?
IHクッキングヒーターそのものに異常がなく、正常に使うことができる状態なら、不用品回収業者はリサイクル品として買い取りを行う場合があります。捨てるのも費用がかかるのですから、買い取りで少しでもお金をかけなくて済むのはありがたいことでしょう。回収の見積もり時に査定を受け、買い取り可能かどうかを判断してもらってください。
3-3.違法業者によるIHクッキングヒーターの回収には注意
不用品回収業者は、産業廃棄物収集運搬の許可が必要です。また、買い取りを行う場合は、古物商の許可を得ています。無許可で回収や買い取りを行うことは禁じられており、違法業者によるトラブルも多いものです。法外な回収費用の支払いを迫られ、強引に引き取りをしようとします。かかわらないことが、被害を食い止める策となるため、必要な許可を得ているかを確認してください。
4.IHクッキングヒーターのリセールやリサイクルについて
IHクッキングヒーターは火災の危険も低く、安全でエコロジーというイメージもあるため、中古でも探す方がいます。良好な状態のものは、リサイクルする方法も検討しましょう。
4-1.IHクッキングヒーターのリセールは可能か?
IHクッキングヒーターは、オール電化の需要が高まるにつれ、中古でのニーズも広がりつつあります。そのため、使わなくなったIHクッキングヒーターのリセールも可能です。
4-2.買い取りできるIHクッキングヒーターとは?
中古としてリセールできるのは、ガラス天板に破損や汚損がないことが前提です。動作不良がなく、通常使用に問題がないものに限ります。人気のあるメーカーは、パナソニック・三菱・アイリスオーヤマ・日立などです。3口やビルトインタイプは好まれます。リフォームをきっかけに導入する事例もあり、中古で安く購入したいという方がいるからです。
4-3.IHクッキングヒーターを高額査定に結び付けるポイント
IHクッキングヒーターは調理に使うものゆえ、細かい部分まで丁寧にメンテナンスされているものが、査定額を上げるポイントになります。ほこりや油汚れはきちんと拭き取り、ガラス天板の曇りも解消しておきましょう。付属品や保証書も忘れずに添付してください。
4-4.IHクッキングヒーターをリセールする方法
4-4-1.リサイクルショップ
リサイクルショップまでの運搬や取り外しはすべて自己責任となり、持ち込み査定を受けることになります。どのリサイクルショップでもIHクッキングヒーターを取り扱っているわけではなく、引き取り不可とされてしまう場合があることを想定しておきましょう。また、リサイクルショップにはそれぞれ特色があり、ショップの傾向にそぐわない品だと判断されたら、高額査定とはなりません。仮に買い取りとなった場合でも、買い取り相場は据え置きタイプで数千円、ビルトインタイプで1万円弱となります。
4-4-2.ネットオークション
ネットオークションでのリセールは、写真撮影から商品情報の掲載、梱包(こんぽう)や発送手配をすべて自分で行います。年式・型番・メーカー・使用状態などにより、値段もまちまちです。一概にいくらとはいえない反面、ほしいという人が現れたときは高額で売れることもあります。ネットオークションでは売れないリスクがあっても、売れるときは高値になる可能性も否定できません。しかし、自分で一貫して作業を行うため、面倒に感じる方もいます。落札後に金銭トラブルや発送時の事故など、何かと心配な面もあるでしょう。
4-4-3.不用品回収業者
不用品回収業者は、IHクッキングヒーターなど調理器具や大型製品の引き取りを得意としています。買い取りできる品も充実しており、自宅まで引き取りに来てもらえる便利さもあるでしょう。ほかの方法よりもメリットが大きいのは、その場ですぐ買い取りの値段がわかることです。独自にリセールルートを持っている業者が多いため、高値で買い取ってもらえる可能性もあります。自宅にいながら査定を受けることができ、引き取りまで完結するシステムで人気が高まっている方法です。
4-5.IHクッキングヒーターをリセールするときの注意点
リセールを考えている方は、寿命を迎える前になるべく早く手放すことをおすすめします。前述したとおり、平均寿命は10年前後となっているため、早い段階で処分を検討するほうが、次の買い手が付きやすいものです。故障があってからでは遅い場合もあります。売る時期は十分注意しましょう。
5.IHクッキングヒーターの処分やリサイクルでよくある質問
IHクッキングヒーターの交換を考えている方は、処分やリサイクルについて疑問点も多いものです。質問集を参考にしてみてください。
5-1.IHクッキングヒーターは家電リサイクル法の対象品目?
テレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫の4品目は、家電リサイクル法の特定品目です。しかし、IHクッキングヒーターも電化製品に含まれており、リサイクル料金を支払って処分することが求められます。
5-2.IHクッキングヒーターの寿命はどこでわかる?
加熱されない・電源が入らないなどは、寿命が近づくサインといわれています。加熱ムラなどが気になり出したら、交換時期を迎えていると考えましょう。
5-3.IHクッキングヒーターの平均寿命年数が近づいたら、修理より交換が望ましい?
平均寿命は目安ではあります。しかし、平均寿命近くになると、たとえ1箇所修理をしても、別の場所に異常が出る可能性も否定できません。あちこちに不具合が出る前に、交換した方が修理代金を無駄にせずに済みます。
5-4.不用品回収業者にIHクッキングヒーターの回収を依頼したら、設置したままでも大丈夫?
不用品回収業者が取り外しを行い、引き取ってくれます。設置したままでも問題ありません。手間をかけたくないという方は、不用品回収業者を活用しましょう。
5-5.自分でリセールする場合、確実に売れるか不安がある
自分でリセールする場合、古物商の許可を得ていないため、個人処分として自己責任で売らなければなりません。ネットオークションでもショップが出品しているものが選ばれる傾向にあるため、個人処分は確実に売れるとはいいきれないでしょう。不安に感じる方は、不用品回収業者に依頼した方が安心です。
まとめ
オール電化を取り入れる家庭が増え、IHクッキングヒーターのニーズも高まっています。据え置きタイプやビルトインタイプがあり、3口などサイズが大きいものは人気もあり、中古でもほしいという方もいるものです。良好な状態のものや人気メーカーのものはリサイクルすることで、処分費用を抑えることができるでしょう。リセールは、リサイクルショップやネットオークションがあります。しかし、確実に値段を付けてもらいたいと思うなら、不用品回収業者に査定を依頼した方が安心です。査定から引き取りまで自宅にいながら終えることができ、運搬や梱包(こんぽう)もいりません。設置したままでも査定可能で、非常に楽な処分方法として人気があります。不用品回収業者を選ぶときのポイントは、迅速かつ丁寧な対応で、きちんと許可を得ているかどうかが重要です。