鍋が不要になった人必見! 正しい捨て方や売却方法を解説!
鍋は、フライパンと並んで使用頻度が高い調理器具です。ひとり暮らしでも、複数の鍋を持っているという人も多いことでしょう。鍋は比較的長持ちしするものですが、それでも定期的な買い替えは必要です。その際、「鍋は何ゴミに該当するのか?」と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで今回は、鍋の捨て方や処分方法を解説します。
この記事を読めば、鍋の捨て方に悩むことはありません。鍋の処分方法に悩んでいるという人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.鍋の基本的な捨て方
鍋は、自治体にゴミとして回収してもらえます。何ゴミに当たるかは自治体によって異なるので、まずは市役所のホームページを確認してみましょう。また、鍋にはさまざまな大きさがあります。大型の鍋は粗大ゴミになることもあるので、直径が30cm以上の鍋を捨てる際には、粗大ゴミに該当する条件も確認しましょう。なお、鍋は素材によってはリサイクルゴミに該当することもあります。アルミや鉄製の鍋は、リサイクルゴミに該当するかどうかも調べておくといいですね。
2.中古の鍋に需要はあるの?
この項では、まだ使える鍋が不要になった場合、廃棄する以外の処分方法をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
2-1.中古でも需要がある鍋とは?
ル・クルーゼやストウブ・バーミキュラなど、元値が数万円の鍋は、きれいに使っていれば中古でも需要があります。インターネットオークションやフリマアプリに出品すれば、落札者や買い手がつきやすいでしょう。また、外箱や説明書・保証書が残っている場合は、リサイクルショップに査定に出してみるのもいいですね。
2-2.未使用の鍋がある場合
未使用の鍋は、リサイクルショップやインターネットオークション・フリマアプリのほか、フリーマーケットなどでも売却することができます。未使用の鍋はどのようなものでも一定の需要があるので、近くのリサイクルショップに査定を依頼してみるといいでしょう。圧力鍋などは高値がつきやすくなっています。
2-3.鍋の再利用法
使いこんだ鍋が不要になったが捨てるのはもったいないという鍋は、バケツ代わりに使用したり防災用に1つキープしておきましょう。特に、小型の片手鍋は大きなバケツから水をくみ出す際のひしゃく代わりにも使えます。
3.不用品回収業者を利用した方がいい場合
以下のような場合は、不用品回収業者を利用してみましょう。
- 大量の調理器具が不要になり、いますぐ処分する必要がある
- 家中の不用品を一気に処分する必要が出てきた
- 事情があって、ゴミを出すことが難しい
ただし、鍋だけを処分するのに家まで業者に回収しにきてもらうには、費用の面から考えてもおすすめできません。鍋をゴミ捨て場に捨てに行くことができない場合は、便利屋などに依頼し、ゴミ捨て場まで捨ててきてもらいましょう。また、高齢者や体が不自由な人の場合は、自治体によってヘルパーに依頼することもできます。なお、自治体によっては直接ゴミ処理場にゴミを持ちこむことができるので、至急、鍋を捨てなければならないという場合は、直接持ち込めるかどうか自治体のホームページなどで確認してみましょう。
4.注意点
不用品回収業者は、需要と共に数も増え続けています。インターネットを検索すれば、いろいろな業者がヒットするでしょう。不用品回収業者は、依頼者から回収してほしい不用品の内容や量を聞いて見積もりを作成します。不用品の回収料は業者によって異なりますが、大量のものを回収してもらわない限り、驚くほどの高額にはなりません。しかし、業者によっては回収料を低く設定し、人件費や送料の名目で追加料金を請求するところもあります。ですから、見積もりがいいかげんだったり、業者がとにかく契約を急がせるような場合は契約してはいけません。なお、業者によっては不用品の買い取りをしてくれるところもありますが、執拗に貴金属の買い取るような業者には注意しましょう。
5.鍋の捨て方や廃棄に関するよくある質問
Q.鍋のリサイクルボックスのようなものはないのでしょうか?
A.現在のところ、そのようなものを設置している自治体はほとんどありません。ただし、リサイクルゴミとして回収している自治体ならば、リサイクルしてもらえます。
Q.鍋は、寄付したりすることはできるでしょうか?
A.未使用の鍋ならば寄付を受け付けているところもあります。ただし、必ず事前に寄付を受け付けてくれるかどうか問い合わせを行いましょう。いきなり現物を送りつけてはいけません。
Q.ブランド物の鍋は、どのくらいの値段で売れるでしょうか?
A.元値が2~3万する鍋の場合は、状態がよければ数千円で売れることもあります。
Q.鍋は、どのくらい使うことができるのでしょうか?
A.今の鍋は性能がいいので、焦げ付かせるなどしない限りは20年以上使うことができます。だからこそ、増えすぎないように随時整理していきましょう。
おわりに
今回は、鍋の廃棄・処分方法について解説しました。現在の鍋は性能がいいので、水漏れなどで使えなくなることはあまりありません。その分、使わない鍋は随時処分していかないと、キッチンの収納スペースを圧迫していきます。新しい鍋を買う場合は、使える用途が広い鍋などにするといいですね。また、自治体によっては不燃ゴミの回収日が月に2,3回しかないということもあります。ですから、鍋を捨てる予定がある場合は、早めに計画を立てるといいですね。